旅のノート3「島根ひとり旅 2024.4.20-22」その5 〜竹内まりやと小泉八雲と割子そば〜
<2日目、4/21(日) 松江駅からバスで小泉八雲記念館へ>
境港駅からJR境線に乗り、米子駅でJR山陰本線浜田行きに乗り換え、松江駅で降りると時刻は15時10分頃になっていた。
水木しげる先生の妖怪ワールドの次は、この方に会わなければ。
日本の怪談を世界に発信したラフカディオ・ハーンこと、小泉八雲。
小泉八雲記念館に行きたくて、松江駅前の観光センターでアクセス方法を聞いた。
レイクタウンバスのパンフレットをもらい、バスターミナル3番乗り場から乗車。
このバスは、松江市内の観光スポットを周遊するし、運転手さんがガイドまでしてくれる。
発車数分前、車内に竹内まりやの「縁の糸」が流れた。
そういえば、彼女は島根の出雲出身だったわね。
小泉八雲記念館前バス停で降りてすぐに、小泉八雲旧居(ヘルン旧居)に入った。
お隣の小泉八雲記念館とダブル料金で500円。
安すぎるんじゃないかしら。
ラフカディオ・ハーン少年は、乳母にいろんな目に見えない世界のお話を教えてもらった。
水木しげる少年も、のんのんばあから妖怪話を聞いた。
おばさんやおばあさんが共通点だったなんて、この2人、出会ってたら絶対親友になってたと思う。
ここで一首。
目に見えぬ
世界とともに
生き抜いた
八雲としげる
やさしき巨匠
ラフカディオ・ハーンは、たまたま英語教師として松江にやってきて、島根の文化に惚れて、おまけにセツさんにも惚れて、夫婦になり、日本人になっちゃったのね。
難しいけど、原書(英語)で怪談(Quaidan)を読んでみるのもいいかも。
昼食後、たいして時間が経ってないのに、もうおなかが鳴ってしまった。
お向かいのお店で、出雲そば(割子そば)としじみご飯のセットをいただいた。
17時台のバスで松江駅に戻り、JR山陰本線出雲市行きに乗った。
終点出雲市駅に着いたのは18時半頃。
前夜とは違うお店を探そうと歩きまわったが、日曜日だったからか、お休みしているところが多かった。
ガッカリして、前日の土曜日に入った居酒屋いずもに行ってみると、開いていて、ひと安心。
このお店で、この日、4食目になってしまった。
明らかに食べ過ぎだ。
明日控えればいいだけのこと、大丈夫、と心に言い聞かせ、ホテルに戻った。
〜つづく〜
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