四国八十八ヶ所巡り 「イントロダクション」
ぼんやりと、おばあちゃんになったら四国八十八ヶ所巡りをやってみたい、と思い始めたのは40代。
50歳を過ぎて更年期障害になり、身体のあちこちに不具合が生じた。軽度のリウマチなり、自分の未来のリストの中に、歩けなくなるということが入ってしまった。
今のうちに行きたい場所へ行き、したいことをしよう、と決心。
とりあえず始めたウォーキングにはまり、いっちょやってみるか!と2年前に四国八十八ヶ所巡りを開始。
56歳の誕生日の翌日、徳島は鳴門市の板東駅よりスタート。
駅から第1番・霊山寺までには、わかりやすい道案内が出ていて、容易に到着できた。
ガイドブック通り、近くには門前一番街という、お遍路グッズショップ街があって、お参りに必須の念珠、経本、納経帳、納め札などを購入。誰しもが思い浮かべるお遍路さんの装いは買わなかった。
というわけで、お遍路さんというより、そこいらのウォーキングしているおばちゃんの格好で出発した。
先日、約2年かけて、徳島県内の23ヶ所を巡り終えた。
第1番礼所から第23番礼所まで、1つずつエピソードをお伝えしたいところだが、印象的なお寺や出来事を書こうと思う。
・・・つづく・・・
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