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【音楽】今だから再評価 元祖ジャニ系本格派ロックバンド「THE GOOD-BYE」❷-2 おすすめ楽曲紹介編

1980年代に活躍した元祖ジャニ系本格派ロックバンド「THE GOOD-BYE」


(メンバーの紹介記事(前回❷-1記事)は下記のリンクをご覧ください)

様々なジャンルの曲を作詞・作曲して、個々の卓越したテクニックで送り届けていましたが、1990年に活動休止をします

2000年代に入り、節目・節目で再結成をされており、メンバー間の仲の良さが伺え、最近では曾我さんのYouTube動画にて、近年の「THE GOOD-BYE」の演奏を確認することができます

(活動休止もジャニーズ事務所と揉めたとかではないので、再結成や「THE GOOD-BYE」の名称を使用することは、ほぼほぼ問題なかったと思います)

ここで前回記事紹介できなかったおすすめ楽曲をご紹介の前に、グッバイのボーカルは基本、野村さんと曾我さんのツインボーカルで、野村さんは自身が主に作曲するロック曲に映える中低域の声曾我さんも自身が主に作曲するメロディアスな曲に映える透き通る中高域の声で、2人のハーモニーは絶品です

それではおすすめ楽曲をご紹介

(グッバイ初心者なのでそのあたりご了承ください)

🔶「TAKE OFF 」 作詞・作曲:THE GOOD-BYE
デビューアルバムの1曲目を飾る曲
まさにこれから「THE GOOD-BYE」がTAKE OFFして突き進むであろう、勢い・爽快感があります
また、めちゃくちゃカッコイイですしロックしています
間奏部分の加賀さんのベースラインが聞き所&見所です

🔶「にくめないのがニクイのサ」 作詞:野村義男/作曲:曾我泰久
野村さんは作詞のセンスと言いますか、言葉遊びのセンスがある人だと思います
歌詞にある「にくめないのがニクイのサ」「迷う迷わず迷いそう」「見える見えない見えそうさ」etc…
女性に恋の駆け引きをされているけど、スキだから憎めない のがニクイのサ~といった内容でしょうか

🔶「YES! YES!! YES!!!」作詞:野村義男/作曲:曾我泰久
「THE GOOD-BYE」で一番キャッチーな曲だと思います
作詞:野村さん、作曲:曽我さんの黄金コンビ
なので外れ無しです
10代の方に聞いて欲しいと思っていて
青くさい歌詞かもしませんが、スマホ等でSNSが若い人達に浸透して情報過多の世の中、逆に野村さんのまっすぐな言葉が胸に突き刺さり、ヤッチンの「Nice!」が全てのわだかまりを打ち破ってくれます!

🔶「昨日まではファニーボーイ 」作詞/作曲:加賀八郎
ベースの加賀さんの作詞・作曲です
他のメンバーよりも年上でプロのミュージシャンだったのか、歌詞が「THE GOOD-BYE」で音楽人生を賭ける覚悟が感じられます
歌詞のファニーボーイを加賀さんで想像して
聞いてみると感慨深いです

🔶「摩訶 WHO SEE 議 」作詞/作曲:野村義男
ここでも野村さんは作詞のセンスは爆発します
「だるまさんがころんだ」「せっせせいのよい、よーい」「もういいかいまだだよ」といった「日本の昔の遊び」に歌詞にロックで音楽がつけられ、とても面白く遊びのセンスにあふれています
この曲をベースにした楽曲が「少年隊」「KinKi Kids」「嵐」にも歌われているところからも、古さを感じさせないセンスや才能が光る1曲です

🔶「キスを止めないで 」作詞:秋元康/作曲:野村義男
野村さんが小泉今日子さんへ提供した曲のグッバイver.です
小泉さんの方が歌謡曲ぽいアレンジに対して、グッバイの方はロックしています(野村さんぽいアレンジ)
個人的にはグッバイver.が好きです
小泉さんの方も歌謡曲のようなアレンジではなく、シンセを使ったPOPロック的なアレンジの方がよかったのかなぁ

🔶「25ans (ヴァンサンカン)」作詞:野村義男 作曲:井上ヨシマサ 
YOSHIO NOMURA With THE GOOD-BYE名義の作品で、野村さんの楽曲で一番好きです
デビューから6年経ち、大人になったよっちゃんの渋い歌謡ロックで、聞けば聞くほどに味わい深いです
「よっちゃん、聞かせてくれるぜ」と言いたいくらい、野村さんのボーカルが魅力的です

「THE GOOD-BYE」が作詞、作曲、演奏を自らで行ってバンド活動したことは、歌唱やダンス、演出とは違った部分でジャニーズ事務所の評価を上げましたし、プロのミュージシャン・バンドからもジャニーズ事務所に対する意識(根底にあるどうせジャニだろみたいな)は変わったと思います

以前の記事に書かせていただいた「C-C-B」も通ずる部分ですが、世間的に見ると知名度や80年代のジャニーズという部分で、楽曲を聴かずにイメージで判断されがちなのが悲しいです…

「THE GOOD-BYE」は今年2023年は40周年という記念すべき年

再評価され世間の皆様に素晴らしい楽曲が届けばと思う今日この頃です

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