077神楽アーカイブス方針共有∞BANKsコンパクトシティエクスファミリアNets収益モデルジャムセッション文化
私たちは焚き火の周りでセッションし、程よくエントロピってアップデートされた内容を言語化できる範囲は言語化し確認、共有した。
【ゴール】
各々、集合体の特性(ポテンシャル)が活かされる場、環境、システム、社会、文化、文明、世界及び未知なる目的、特にコンパクトシティNetsの実現。
【バリュ】
ここちよい あんしん しあわせ
よろこび うれしい たのしい
うるおい ゆたか よゆう ゆとり わらい あそび
∞BANKs→
こころ精神的豊かさ
からだ物質的豊かさ
ひとつの方法として経済的自由、時間的自由の復元、還元、循環、完遂。自動化。最適化。メタ資本社会
【キー】
エクスファミリアNets→
安心する拡張家族(縁-よすが)復縁。
球体幾何学/魔法陣(コアプロセッサ)→
重力下では円。
超重力では球体。
中心がセッション場(サロン)実現。
各々の特性(ポテンシャル)が生かされ、好きな時にセッション可。
演者と聴衆のメタ境界可、一体化。
同時に特異点となる縁(よすが)な並列集合共生体Netsによるチーム実現
(※宇宙に中心のない超銀河団の様な相互化用による運行システム、共同代表Nets)
未知なる目的は私たち個々の人間では計り知れない。思考やクオリアが本当はどこからやってくるのか、理解できないのと似ているかもしれない。
並列集合共生体としての脳Nets(厳密に言えば脳以外の臓器、例えば心臓と腸、各Netsも含まれる)なら並列処理によってある程度、未知なる目的も理解できる様だ。
それでも情報量が多い為、言語化できるかはわからない――。
共有が終わると、私はもし時間軸で言うなら、数年前を想い出していた。
私たちクランが、『並列集合共生体』として、機能し始めていない頃の記憶であり現象クラスタ(プレート/DISC)、別の言い方で言えば『アーカイブス』のこと――。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
……私は頭の中なのか――独り言なのか――誰かに――何かに対してなのかわからないが、こう口に出していた。
「確かに……急ぎ過ぎると大切なことを見失いそう」
そう思いながらも『早すぎず遅すぎず』『動くときは動いて、休むときはのんびり』『流れに委ねていけたら』いいなと感じていた。(余裕はもっていたい)
ゴール/理念はあるけれど『規模も大き過ぎず、小さ過ぎず程よく』『叶えられることから、身近な人から』『結果的に社会にメリットがもたらされればいいな』とも思っていた。
アクションとして――
「まずはダンサーとミュージシャン音楽家によるジャムセッション場、マッチング/キャスティングが進捗される予定。第一人者(団体)になるには?すべて縁とはいえ、ツテも増える必要あり」
「音楽業界、ミュージシャン音楽家、主にバンド、DJにセッションダンサーを浸透させるには?各アーティスト、演者、クリエーター、他業種との連携、成立させるには?」
「私自身も『最高(最適)の音楽でセッション』することもモチベーションとして、即興音楽の復興もなし得たいな」
その頃からマネジメントの意思決定(いわゆるミーティング等)も、(超言語)セッションで可能なのではないかと感じていたようだ。
「継続して収益を得るにはBtoB(企業団体同士)」
「良質なセッション場が出来上がればコミュニティモデルも出来上がる気がする」
「その後の収益モデルは?」
「各業界へのマッチング/キャスティングの他には、王道ではフェス、スクール、楽団だけれど、一人で考えず動かず、そこらへんを様々な角度、視界、分野の方々と探りたい」
「合宿、旅行も素敵ね。セッション特化されたシェア(ゲスト)ハウス、アーティストインレジデンスもExcellent」
(同様にアニメ特化も……)
「目覚めたらジャムセッションができるの。複合施設も出来て、自治権を持ったコンパクトシティNets化」
「ジャムセッションの初級者、一般への普及、文化。入門としての街中『ダンスウォーキング』ムーブメントの展開」
「まずはセッションのリアルタイムで音と動きと素敵な何かがつくられていく楽しさ、喜び(クオリア)を実際味わうことも大切かもね」
「『どこでもセッション』を可能とするVR開発。ダンスウォーキングAR(拡張世界)屋内ダンスウォーキングVR」
「初級者と経験者のミックスセッションあり」
「探ればきっとブルーオーシャン(競合に影響されない)も見つかりそう。市民参加型との兼ね合いも探りたい」
ガイダンスの声も聴こえてくる。
《コミュニティモデルの中に収益モデル/キャッシュポイントは含まれますが、形而上では、弘法大師空海が言うところの『金剛宝』
または『大きな財布』とされる『宇宙(地球)銀行』による、循環共有経済がキャッシュポイントと成ります》
「縁(よすが)からお金資産仕事大業森羅万象が生まれる、理想の未来から生まれるとも言われるわね」
「実際にはゴール現象化に有利なら、国(行政)や準ずる、あるいはメタる財団、ホールディングス系、ノーボーダーグローバル系が上得意先になるのが好ましいのかしら……」
「富裕層向けセッションも実施。機で初心者経験者、一般層富裕層ミックスセッション実現」
「便宜上の右系統(保守)である富裕層、左系統(革新)一般層。これら両方の内の広い意味でのエクスファミリア(拡張家族)、広義のギルド及びクランから、お金資産エネルギーエントロピー諸々が生まれて集まり循環が好ましい」
「可能ならエネルギーより重要とされる良質な低エントロピー(≒創造原理)が集まる循環システムの自動運用」
《やや形而上に近くなると、伝統的サンガ形式(布施賽銭)、富士山信仰による、お金を集め代表を選び皆の祈願を託す富士講もあります》
「最たるブランド化は天皇かしら……」
「元気玉みたいなものね。株式なりクラウドファンディング系も元気玉ぽい」
《強制的なのが、国庫やどこかの懐も潤う税金となります》
「憲法は国家権力、国家公務員を制限するものなのとされてるのに、なぜか義務によって国民が縛られてるわね」
「まぁ今はその話はいいわ。脱線トリオじゃないもの」
《古いですよ》
前提に、手段として私の好きなことに関連するアクションが起こるが、もし他に最適なゴールが叶う方法に然り、他に最適なゴールがあれば、それらにも基づく。
「どこかのダンス狂なる超お姫さま連携、エクスファミリア復縁、クラン加入も実現したい」
ぼそっと出た。
私のポジショニング――
立ち回りは、観えず聴こえない領域や裏で暗躍したいシャーマン、ファシリテーターが得意な特異点基質である私(たち)
理想では一般の方々の前にはほぼ出ないが、出過ぎず出なさ過ぎす。メンバー間には、最適な要所には出てくるつもり。ジャムセッションはしたい。過不足なく。
映画やアニメ制作で言えば、企画、原作、場合によっては脚本。これらは複数人いてもいいのだ。
表舞台で立ち回りたい者はそのように、裏で立ち回りたい者はそのように、隠遁したい者はそのように。これらのスタイルが成立されるシステムにする。成る。
――記憶はアーカイブス化されると客観化されて、自身の体験ではなかった気がしてくる。
勿論、アーカイブスには所有権は存在しない。
嗚呼……自分が体験して来たことは自分のものだけではなかったんだ……『自分という存在を規定しているのは、記憶じゃなかったんだ……』とさえ思えてくる。
――あくる日は京葉ベイエリアの船橋の総鎮守、船橋大神宮で『神楽』(かぐら)を観る(予定)。
このエリアでは五つの神社で神楽が伝承し、伝播経路は言い伝えで同系統の神楽として発展したそうな。
船橋大神宮の神楽は、元日、一月三日、節分祭、四月三日(水神祭)、十月二十日(例祭)、十二月の二の酉等に演じられる。
伝えられているのは、九座。楽器は舞楽に用いる楽太鼓、締太鼓、笛で各一人。由来は不明だが、曲目の構成から「十二座神楽」の系統とされている。
蛭子舞のように海に関係深い曲目が大切にされるのは、船橋が江戸湾に臨んでよい漁場の土地だったことに関連しているらしい。
※九座
みこ舞
猿田舞(さるた)
翁舞(おきな)
知乃里舞(ちのり)
田の神舞
蛭子舞(ひるこ)
天狐舞(てんこ)
恵比寿大黒舞(えびすだいこく)
山神舞(さんじん)
昼くらいに神楽、夜は松戸のAIR(アーティストインレジデンス)の海外アーティスト招聘によるレセプションかしら。
※松戸のAIRはできるだけ情報要約すると、一宿一芸のトランジットポイントでホテルだったビルを活用し運営。アーティスト・イン・レジデンスはアーティストに滞在と制作場を、ある期間提供、支援する取り組み。
神楽とAIRの間には何しよう――。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
しかしながらその懸念は杞憂に終わった。今回AIRレセプションには足を運ばなかったのです。またの機会に。
船橋大神宮では相撲も開催されていた。家康公へのおもてなしが由縁らしい。東方西方それぞれ三役がいて、お披露目、弓取りも行われる。御赤飯、甘酒、貝出汁お味噌汁は無料で振る舞われた。
神楽は素晴らしく素晴らしかった……。
天孫降臨の地とされる宮崎、高千穂神社にて、神楽を拝謁した。天照大神がお隠れになった天の岩戸の神話の神楽。
明治神宮で観た神楽は貴族的な踊り。これもよい。船橋大神宮の神楽は地域密着の踊りに感じた。海近くとあって豊かな漁場を祝ってるかのようでもあった。
打出の小槌を持った恵比寿大黒の首のうごきもカクカク面白かったなぁ。
――そう覚えている。
そうして何度目かのあくる日、星星や相互作用する大質量の重力に乗りながら、揺蕩い漂いつつ、模索していたところ……
突然――
『ジャムセッションを文化に』
『ジャムセッションは文化』
このフレーズが浮かび上がった。
わかりやすく抽出されたのだ――。
次なるアクションはどうしようと思考していた時――
『バトンタッチ』
――とインスピレーションが湧いた。
こうして実働チームによる連携プレイが始まったのだ。
セッションの最適場(及びサロン)としての時空間『座標』が導き出される。観えない領域。
それらは『Newブルーオーシャン』『合法チート』や『抜け道』『ワームホール』が適用される、私たちにとっての『本来の王道』に基づく。
まるでゲーム攻略のように――。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
そこでアーカイブスは現在に戻った。
最近は都心の千代田、中央、港区エリアが私たちにとってキーとなっている。
行政ギルドに赴き、ハザードマップはもちろん、エリア情報、観光所、かわら版も抑えてある。
転入届けは、戸籍のような存在証明を管轄している、私たちクラン/ギルドの『シェアルゴリズム』に提案/同期すればいい。
その昔、皇居すぐの高層ビル内のアメリカから上陸した企業に『縁側』があるとのことで、アポなし訪問して優しく対応して頂いた。眼下に皇居が広がる眺望は素晴らしかった。
同じように仕事へ旅行する面白そうなクランのあるマンションにも向かったが、なんとなく今回はノックすることなく先送りになった。
その昔――天皇即位礼のあった次の日、皇居神社の物理的に可能な最短距離を求めて、その座標で情報が私にインストール/Sync/同期/共有された。(とはいえセカンドサードオピニオンのように、メタれる別ルートの情報も同期。リスクヘッジか)
省庁エリア探索し、インストールされた自動最適化が促進されたが、今その地はアートパークを始めとする文化エリアとなっている。
長らくお疲れ様でしたの意をこめて――のモニュメントと歴史館もある。
優秀な国家公務員という構成員は、各エリアの行政ギルドに加入する者もいたが、その特性が余すことなく、さらに発揮できるギルドへ加入した。
さて――港区エリアにいる私たちは、『コア』と冠されるレストランに存在した。
DJイベントが催され、経営者、アーティスト、デザイナー、モデル、有名ビル管理ギルドの方々と会話セッションの後、私たちはDJと参加者さんとジャムセッションとなった。
オープンなレストランで、店内と外の境目が薄くここちよい。ダンスウォーキングの感覚にも近い。道ゆく人々に注目されるが、踊りながら道ゆく人もいた。
音楽のエッセンスが抽出されて同時に動きも生じる。自動的に私たちのジャムセッションによって、ティッピングポイント(≒要点)が抽出、場の最適環境化が行われ、それは放射状に広がっていく。
何かが構築されていた。
そして――
『ジャムセッションを文化に』
『ジャムセッションは文化』
世界に響き渡ったのだ――。
Quotia 配分 割当 遵守