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ロケットプールノードステーキング準備編


ノード構築のドキュメント

ノード構築に関わる資料は以下のリンクにあるので資料を読み解き、一つづつ実施していけば良いと考えている。

必要なポートの開放

ドキュメントの資料にある通り、エクゼクションレイヤーの30303とコンセンサスレイヤーの9001を開ける。
資料の図では30303 - 30305まで空けているが多分30303だけでよいだろうとそのように設定する。

ルーターの設定例
$ sudo ufw allow 30303
$ sudo ufw allow 9001
$ sudo ufw status
Status: active

To                         Action      From
--                         ------      ----
22/tcp                     ALLOW       192.168.1.0/24
30303                      ALLOW       Anywhere
9001                       ALLOW       Anywhere
30303 (v6)                 ALLOW       Anywhere (v6)
9001 (v6)                  ALLOW       Anywhere (v6)

メモリとスワップの調整

LinuxはシステムのRAMの負荷を軽減するために積極的にswapを利用する。
Ubuntu24.04 Serverもデフォルトで8GBのswapファイルをswapとして利用するように設定されているようだ。

$ free -h
               total        used        free      shared  buff/cache   available
Mem:            31Gi       630Mi        30Gi        11Mi       614Mi        30Gi
Swap:          8.0Gi          0B       8.0Gi

SwapファイルはSSDといえどストレージの一部でありRAMから比べると相当遅い。パフォーマンスを改善するためにはSwapはなるべく利用せず、本当にRAMが不足する直前までRAMを使うように設定したほうが良い。
ドキュメントにあるように以下を/etc/sysctl.confに追加する。

sudo vi /etc/sysctl.conf
vm.swappiness=6
vm.vfs_cache_pressure=10

再起動し設定が反映されているか確認

$ sudo sysctl -a | grep -e vm.swappiness -e vm.vfs_cache_pressure
vm.swappiness = 6
vm.vfs_cache_pressure = 10

これでハードウェア、OSの準備が整いました。

その他ツールのインストール

pingが入っていないのは非常に不便なのでインストール

$sudo apt install iputils-ping

また、思ったよりPCが熱くなるので(ファンレスマシン)温度用のモニタツールも入れた。

$sudo apt install lm-sensors


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