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超かっこよくてオススメのアルバム。Trivium In Waves

カッコいいアルバムはずっと聞き続けてしまいます。
何度も何度も時間を忘れる程に。
そんな素晴らしい程にイカしたアルバムを今日は紹介していきたいと思います。

最初から最後までカッコいい曲揃いの名盤
Trivium のIn Waves

ジャケもまたモノクロ調でカッコいい!

Triviumはアメリカ産のスラッシュメタルバンドです。
ボーカルのマットは日系人で身体つきは欧米人でありながら、顔つきが精悍な武士のような雰囲気が特徴。勿論日本でもかなり人気が高いバンドです。
2003年アルバムEmber To Infernoでメジャーデビューを果たします。スラッシュメタルというよりは当時はメタルコア感が強く。
2作目のAscendencyはまさしく、Killswitch engageやAll that Remeins等からの影響が強い楽曲が多かったものの、サード・アルバムThe CrusadeあたりからMetallicaやTastament等から通じる純スラッシュメタルな音に変化しました。
そしてフォースアルバムのShogunでは、マットが持つ日本人というルーツを活かし、戦国時代の武将をテーマにしたコンセプトアルバムをリリースしたのですが、これがまた凄い事。
僕自身お気に入りはサードとフォースアルバム
TheCrusadeとShogunの2作品なのですが
兎に角何処までも激しく、そして全身の毛が全て逆立つほどにカッコいい楽曲が多く。
これが聞きたかったという好みのツボを見事に押してくれるものがこのバンドにはあります。

そんなスラッシュメタル作品を作り上げて来た
Triviumですが、フィフスアルバムIn Wavesをリリースします。基本的に2年というサイクルでアルバムをリリースするバンドの勢いも素晴らしいですが、出すアルバム全てがどれも名盤になるという正にモンスターバンドと呼ぶのにふさわしいです。
そして今作In Wavesは前作からのいい所を全て凝縮させたアルバムに仕上がっており。
メタルコアとスラッシュの融合。そしてそれが全ていい化学反応を起こしてTrivium独自の音に仕上がっているんです。
最初から最後まで一曲も捨て曲がない今作。

イントロCapsizing the Seaの怪しいピアノの音色からマシンガンの様にリフレインするスネア、そしてそれにユニゾンする弦楽器隊。独特の緊張感からタイトル曲のIn Wavesに移行する場面は鳥肌立ちまくりの最高の瞬間です。
テンションが最高潮に達し、3曲目Inception of the Endで更にそれが加速します。重いギターリフとキレキレのマットのシャウト。
今作辺りからコリーのコーラスも増え、特にボーカルのシャウトには厚みが増しました。

4曲目のDusk Dismantedでは、絶妙なリズム感につい身体が反応して暴れ回りたくなるほどの恐ろしい魔力を持った曲です。イントロのリフが特徴的で、歯切れの良い刻みとツーバスのリズムが心地よいです!絶対にライブで聞きたい曲ですね

5曲目のWatch the world burnはBullet For My Valentineを彷彿とさせる爽やかめの楽曲。
いつも思うけどマットの声ってクリーンパートが少しBFMVのマットタックに似てる気がしません?
結構ありそうな楽曲であっても、いつもTriviumの楽曲はリフが特徴的なのでTriviumらしさが出るので良いですよね!

6曲目のBlackはアルバムの中でも大好きな曲。
ブレイクダウンの様なイントロのリフが格好良くて、シンプルでありながらしっかりとヘヴィー。
コリーのBlack!というコーラスシャウトが好きです。タイトルの名前から黒というイメージがよく似合う、正に暗黒の王でも降臨してきそうな壮大さがありますね!

7曲目のA Skyline's Severanceは壮大な大地を馬に乗って駆け抜ける戦士達の様なインスト曲。
ただのインストで終わらないkインスト曲でさえカッコいい!それがTrivium。
今までのアルバムではなかった中間にこういった曲を挟むのも、このアルバムからの新たな巧みですね。

8曲目のBuilt to FallはIn waveと同じくMVカットされた曲で、ミドルテンポかつ爽快でキャッチーさがある曲です。初期のTriviumを彷彿とさせる王道メタルといった立ち位置です。
シンプルな単音リフなのにここまでヘヴィーでかっこいい曲を書けるこのバンドの凄さ。
アルバム間でも特に人気が高く。間違いなくライブでは熱唱してしまいそうな曲ですね!

9曲目のCaustic Are the Ties That Bindはゴリゴリのメタルコア。スラッシュ曲とメタルコアのバランスが気持ちいい本作ですが、過去2作品からの王道スタイルだけじゃなく、やっぱりTriviumはメタルコアだよねって古参なファンの僕は握り拳を天に捧げたくなります。
中間のクリーンパートもとっても美しい。
アルバムをリリースする事に歌唱力が上がるマットですが、このクリーンパート聞けば更に歌が上手くなってるって実感できました!
5分ちょいある曲ですがダレること無くサラッと聞けてしまうのもいいですね!そしてソロがカッコいい!

10曲目のForsake Not the Dreamはイントロから爽快なカッティングリフで幕を開けます。
今までにあまりなかったアプローチなのかな?
そしてマットのスクリームが凄くカッコいい!
マジで歌が上手くなってるやんって当時は驚きました!やっぱりアメリカ産だよなって位にカラッとしてますね!流石フロリダ出身!
そしてこのアルバム通して思いますが、まぁTriviumの曲のリフって結構難しい。
単音で駆け抜けるリフ、あれを弾きながら歌まで歌ってスクリームなんて異常だよねw
コリーなんてA gunshot〜ではリード弾きながらコーラス取ってるんだもんw凄すぎるでしょw
そして中間ら辺のリフとハモリパートが凄まじく格好いいのでマジで必聴です!!

11曲目のDrowning in Slowmotionこちらはスペシャルエディションのみでの収録ですが。
なぜこれをオリジナルで入れてないのって位にヤバいくらいにカッコイイ曲です。多分Trivium曲内で5本の指に余裕で入るくらいかっこいい曲です!もう、これを聴いたとき死ぬまでこのバンドについていきます〜って思ったくらいです。
そしてリフが鬼のように難しい尋常じゃないくらいのリズム感、そしてコーラス後ろで鳴らすコリーのリードパート。あれはコピーしてみないと難しさは伝わらない。涼しい顔して、歌まで歌って
ヤバいですねw
このアルバムの中で一番聞いて欲しいほど激推し曲です。ソロも文句なしに◎
最強です!

12曲目のA Grey So Darkはこれもまた爽快なリフとクリーンボーカルが主体の曲です。もうメタルというよりはエモっぽいです。甘く歌うマットの歌声にうっとりしてしまいますが、しっかりリフはゴリゴリ鳴らしてます。爽快なドラムも特徴的です。このアルバムからトラヴィスではなく、ニック オウガストが加入しました。
前任のトラヴィスよりも聞かせるドラムを叩く気がします!ユニゾンさせたりかなり器用なドラマーですね。パオロの上手いコーラスもこういった曲ではしっかり聞けます!しかしオーランド・ブルームの様な顔で歌も上手いとかズルすぎるますよねパオロwこちらもボーナストラック扱いです!

13曲目のChaos Reignsはもうデスメタルですね!
ゴリゴリしまくりのリフと血管切れまくりのマットの声!やばすぎるテンションが終始繰り広げられてて、もう前2曲でお腹いっぱいなのに更にこんなキラーチューンをぶち込んでくるTrivium。
糖分、脂質取りまくって病気になって更にこってりとしたもの食わせるなんて鬼ですねw

14曲目のOf All These Yesterdaysは良かった
静かでクリーンな曲です。何処までも憂鬱でしっとりというよりはどちらかと言えばジメっとしています。このアルバムのジャケもMVも何処となくスッキリとしないドヨーンとした雰囲気がありますが、なるほどこういう曲を挟んで来るのねって思いました。
前作でも似たようなアプローチはありましたが、ここまではっきりとした曲を入れられる辺り、バンドの方向性がハッキリとしてきたのかなといった印象。
そうそうなにげに今回から一新したメンバーの衣装。とっても格好いいですね!それとマット。断然短髪が似合うと思うのは僕だけ?更にイケメンになっていました!

15曲目Leaving This World Behindはアウトロです。街頭演説の様なマットの叫び。
トレモロリフが何となくブラックメタルっぽい
しかしかなりダークですね今作は。
そして最後の曲である

16曲目のShattering the Skies Aboveこれは正にデスメタルとブラックメタルの良いところを取ってTrivium色に染め上げた様な曲ですね!
シャウトというよりはもはやグロウル化したマットの声。尋常じゃない程のテンションのリードパート。ああなんてアルバムを作っちまったんだろう。中間パートなんてもう鬼です。悪魔です。
怒りに狂ってます!そしてソロセクションではコリーらしいトレモロアームを使用したリード。こういった飛び道具を挟む所がコリーの好きな所です!それでいて弾きすぎない。いい塩梅のソロを毎回弾きますよねこの人。
コーラスパートのメロディーがまたメロディアスでいいです!

最後。17曲目のSlave new Worldはなんとセパルチュラのカバーです!やったー
またこれはかっこいい曲をカヴァーしますね彼らは。セパルチュラってだけで熱いのに、また更にこの選曲。飛び回って、暴れまわって、物をぶっ壊したくなるます!ウギャーーーー!!

失礼いたしました…最近少しフラストレーションが溜まってしまってw
大好きな曲なのものでね…

というわけでどうだったでしょうか?
マジで捨て曲ゼロです。
いい曲しかありません
そんなアメリカが誇るモンスターバンドTriviumの最強アルバムIn Wavesを紹介してみました!

もしTrivium聞いたことがないという方は
是非ともこのアルバムから入って見て下さい
僕が保証します!!

マジでヤバイですからww

こちらがバンド写真。メタルバンドというよりはもはやファッションモデルの様な風貌です。中央のボーカルマットは190cm以上あります。イケメンで長身とかズルすぎw

それではまた!







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