恐妻から学ぶ利益④
過去に利益とは、「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「税引前当期純利益」「当期純利益」があり、どの利益をチェックするかで経営の方向性が変わるとお伝えしました。
財務諸表のうえでは必要ですが、月や日々の売上や経費による利益を把握されたことはございますでしょうか。
特に広告を回して売上を伸ばしている企業様にとっては必須になります。
よく使われるマーケティング用語をお伝えします。
(1)CV
・conversionの略。
・Webサイトで得られる成果を意味する
・設定した目標をどれだけ達成できたのかが把握できる客観的なデータを把握できる
・費用対効果を分析するのに欠かせない
(2)CPA
・CPA(Cost Per Acquisition)
・広告をかけたとき、CV1件を獲得するのにかかった費用。
・CPA=広告費用÷CV数
・複数の広告を運用している場合、運用中のCPAの変化を比較すれば、
どちらの方が広告の費用対効果が高いのかを一目で判断できる
(3)ROAS(売上と考える)
・ROAS(Return On Advertising Spend)
・かけた広告費に対して得られた売上を%で表したもの(広告費の何%売り上げが上がったか)。
・ROAS=広告経由の売上÷広告費用×100(%)
・ROASは高ければ高いほど広告から得られた売上が高いことがわかる
・売上に対する貢献度がわかり、ROASの高い広告の予算配分を増やすなどの施策が取りやすくなる
・いくらROASが高くて売上金額が高くても利益はマイナスということもある
(4)ROI(利益と考える)
・ROI(Return on Investment)
・かけた広告費に対して得られた利益を%で表したものです。
・ROI=広告経由の利益÷広告費用×100(%)
・ROIは利益を見るため、どれだけ採算が取れているかを判断可能。
・ROIは「その時点で利益が出ているかどうか」を見る短期的な指標である
・ROIは割合なので、投資金額が少なければいくらROIが高くても実際に出した利益額は少ない場合あり
この4つのマーケティング用語をしっかり把握することが広告運用で売上を伸ばすための大前提となります。
日々ROIを出すには簡単なエクセル計算が必要ですが、関数をうまく使いこなすことで簡単に出すことが可能になります。
まずは用語を知っておくことから行動へ移しましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?