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古着に委ねる、あたらしい自分

空が不安定な、ある春の休日。学生時代の後輩&後輩の息子くんと一緒に古着屋さんに行ってきた。

名古屋に居を構えるSOMEという古着屋さんが、東京にポップアップを出すということで。

空が不安定なので、地下道を歩く

1年前、同じくSOMEの東京ポップアップにて普段まったく着ない柄シャツに挑戦した。

おそるおそる着てみたら、友人にもいいねと褒めてもらい、「私、おしゃれをたのしんでいる…!」と初めての感覚を味わった。

そこから、着回しは難しくても自分が着ていて気分が上がる服を着るようになった。

今回もそんな出会いがあるといいな…とお店へ向かった。

色とりどりの洋服が迎えてくれる

1年前よりも自分の感覚に素直になっているので、(似合うかな…)という余計な考えをとっぱらって「かわいい〜!」とはしゃいだ。

ネットで買って、自分の家でいざ着てみたら似合わない経験。これを幾度となくしてきた身としては、絶対に試着をしたい。すべての服は袖を通してから買いたい。(だから最近はネットで服を買っていない)

このお店は、たくさん試着してください!という最高のスタンス。ネットで見ているだけなら選ばないような服にも挑戦させてもらった。そして、着てみると意外とアリかもと印象が変わるからおもしろい。

意外とアリ

店員さん+後輩が試着した姿に対してリアクションをしてくれるので、とってもたのしい。浮かれてあれもこれも買いたくなった。(ちょろい)

無難な服じゃなくて、あえて今まで着たことが無いような服たちを購入した。

1年前、柄シャツによって新しい世界を知ったように。今回買った洋服たちがまた新しい世界を教えてくれるかなと期待を込めて。

後輩も、とってもお似合いの水玉ジャケットを買っていた。次会うときは、お互いに買った服を着てもいいねなんて話しながら。

そして、ちょっくらパフェを食べて帰った。(ちょっくらという値段では無かったので、内心びっくりしていた。)

半袖の服を買ったので、気温が上がって着れるチャンスを今か今かと伺っている。

洋服でも趣味でも人でも、おなじみでないものに触れると思いがけず新しい自分に出会えるかもしれない。たまには安パイから離れてみるのもいいものだ。

サポートいただけたら、とってもうれしいです。が、無理のない範囲で。