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「ポケモンを好きになってよかった」

タイトルは、ポケモンの映画を観終わったあとに友人と交わした会話。

私は1991年生まれ。初代ポケモンが発売されたのが1996年で、5歳のとき。多少離れたときもあったけど、人生の年表とほぼずっと並行してポケモンがいる。ポケモンと一緒に育ってきた、と勝手ながら思ってる。

自分が子供のときに人気だったコンテンツが、現在も廃れずに現役でいてくれる。これは本当にありがたいことだな、としみじみ。

朝から並んだポケモンカフェ

2017年に公開された映画、「ポケットモンスター キミに決めた!」は、主人公サトシとピカチュウの出会いを綴ったアニメ版1話のリメイクとなっている。人は、昔好きだったものを掘り返されることに弱い。懐メロ然り、ゲームのリメイク然り。まんまと心の懐かしいところに触れ、映画を観て号泣した。そして冒頭の会話が起きた。

「ポケモンを好きになってよかった」

ここ数年は、小さい頃にポケモン好きだった大人向けのコンテンツが増えている気がする。私は、「狙われている…」と思いながらもその照準の中に自ら入っていく。ミュウツーの逆襲リメイクや、風といっしょに、ポケモンシャツとか。

幼い頃ポケモンにハマった大人の方に、深く刺さるので是非見てほしい

これは昔から好きだった人へのご褒美かなと思っている。もちろん、初見でも十分に楽しめるのだけど。

やっぱり、1作目を観たからこそのカタルシスみたいなものって、ある。「これ昔見たなぁ。あのときは小学生だったけど、私も大人になったなぁ…」と、初見時との比較をする楽しさがある。

リメイクをできるのも、大人向けにコンテンツを出せるのも、ポケモンが多くの人に今も愛されて、現役で活動してくれているおかげだ。

ポケモンのすごいところは、私のような懐古厨狙いだけじゃなくて新しいシリーズもどんどん出しているところ。過去のヒットを活かしつつ、新しい道も切り拓いている。

名探偵ピカチュウの時のポケモンカフェ

1年前までの私は、正直新しいポケモンを受け付けなかった。「新しいポケモン可愛くないもん…やっぱり金銀verまででしょ!」典型的な古参厨。

考えが変わったきっかけは、「new ポケモンスナップ」。昔あった「ポケモンスナップ」のリメイクだ。リメイクに弱い古参厨の私は、懐かしい〜!買う〜!と即決した。プレイしてみると、そこには懐かしいポケモンに混じって、新しいポケモンもたくさん出ていた。見知らぬポケモンもそこに生きていて、とても愛くるしかった。食わず嫌いで拒否ってたけど、ちゃんと触れてみたら好きになった。ビッパかわいい。

ビッパかわいい

リメイクの中にも新しい要素を入れる。懐かしんで買った人は新しいポケモンを受け入れる。初めてやる人も楽しめる。

あんまり懐古に寄ると初見のひとを置いてけぼりにしちゃうから、バランスが難しいだろうなと思う。

そのバランスの良さで、私はガッツリ掴まれて、今もポケモンのファンです。ポケモンスナップで新ポケモンへの抵抗感払拭したので、ダイパリメイクもポケモンアルセウスもやりました。ブイゼルかわいい。もちろんピカチュウもかわいい。

殿堂入り

この先の人生も是非、ポケモンと並走していきたいな。

あ、推しポケはライチュウです。丸くてかわいい。

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