旅をしながらピアノを探す〜老後とピアノの楽しみ方〜
ちょうど2年前のこと。ピアノを始めて一年経った時に見つけた稲垣えみ子さんの著書に出会います。
老後とピアノ
ピアノとの向き合い方にとても感銘を受けて、久しぶりに読みながら付箋紙とマーカーをふんだんに使った本でした。
その最後に、えみ子さんが、今後について書いていらっしゃったのが、「勝手にワールドピアノツアー」だってできてしまう。
というフレーズでした。
これ・これだよー。とコロナ真っ盛りで自分もそうしようと心に決めたのでした。 だって、私の基本にあるのは、旅をすることだから。
一年経った、コロナも下火になった2023年いよいよ、ワクチン証明書もいらなくなるぞーというタイミングで、airbnbの仕様が一新されました。
それは、フィルター機能がついたことです。
それも、booking.com等のようなものではなく、目的別のフィルターがかかるもの。そのカテゴリーの一つにあったのが、「グランドピアノ」
おい・おい・おい
マーケットはやはりあるのかーーーーー。
早速、2023年6月にインドへ行った際に、タージマハル近くで見つけて、予約をかけました。ただし、その際には結果的にこの宿泊先には宿泊できず、ピアノがあるかどうかだけをみに行ったのでした。
近くのホテルに宿をとり、歩いて訪問すると出してくれたのは、電子ピアノだったのです。
ということもあるので、事前の確認は大切です。でないと、レアな宿泊施設のため、基本高額です。インドの場合は、私が宿泊したところは、2,000円ぐらい、この電子ピアノがあったところは、1万円を超えていました。
今回のインドネシアも検索をするとさすが、バリ島。何件もヒットします。
大勢で宿泊する前提であれば、そこまで感じませんが、一泊7万円を超えるわけです。
質問を投げてみました。
事前確認は、必須です。
で、どうしたかというと、宿は普通にとって、一泊3,000円で抑えて、検索しました。
検索キーワードは、「ピアノレンタル、バリ島」
すると、ヒットしたわけです。
ピアノ・コンサルティング・サービス・バリ
ただ、場所が微妙です・・・・・・。空港からもウブドからもそれなりに時間がかかる。
バリ島についてからの、行程とレンタルが可能な日程との調整が必要になります。先のサイトの問い合わせから連絡をしたところ、所有者は、日本人でした。もう、びっくり。返信が日本語で返ってくるとは思わなかったからです。
9日か11日であれば空いているというお返事でした。
1時間200,000ルピア(約2,000円)です。
ウブドに11日までいて、帰りに寄ろうということで妻とは合意。
その後に、11日の飛行機のチケットを取るという完全後付けの行程です。
それにしてもインターネットとそのサービスの進化のおかげでこんな旅ができるようになったかと思うと感無量・・・・・・・。
what'sappでピアノが置いている家の管理人(インドネシア人)とやり取りをして、11日の当日は、grabのドライバーと話を直接してもらって現地に行きます。そうしないと、似たような住所が多くて、正確に到達できないことがあるのです。今回も同じようなことが起こりました。
到着してみるとなんとも豪邸の中にシャンデリアはあり、ヨガスタジオを兼ねて、グランドピアノが2台!! YAMAHA C3とC5 どっちも高価なピアノです。
いやーーーん。調律もよくされていて、音がキレイ。
指の運動から楽譜なんて紙で持ってきてませんので暗譜してる曲だけ1時間半ずっと弾いてました。こんな場所があるなんてステキです。
終わったら、管理人のPutuさんが、お昼を買いにいってきてくれて、最後のバビグリンを堪能し、また、grabで空港に向かったのでした。
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