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生と死の狭間

久々に息の詰まるこの感じ。
お腹が空いているのに、いざ食べ出すと沢山食べられない。

眠っても夢ばかりみて、深く眠れない。常に心がモヤモヤ、ザワザワ落ち着かない。

実家の愛犬の調子が悪い。
今年の1月に14歳になったミニチュアシュナウザーのムック。
昨秋、糖尿病と診断されて朝晩のインスリン注射が欠かせなくなった。

ちなみに、我が家と実家は目と鼻の先にある。
常にムックとは顔を合わす機会があるので、明らかに体の衰えがあることは周知していた。

・歩く時によろめく
・トイレがうまくできない
・目が見えにくい
・耳が遠い(こちらは去年から症状あり)

それでも、ご飯はしっかり食べるし、散歩が大好きで、外へ出るとよろめきを感じさせないくらい、ウサギのようにピョンピョン走る。

病気と付き合いながらも、まだまだ元気だった矢先、皮膚の炎症が酷くなり膿が溜まり始めた。

毎日のように病院へ連れて行くものの、症状が改善しない。
ついにご飯をあまり受け付けなくなる。
ここで致命的になったのが、糖尿病を患っていること。

食事を取った後にしかインスリン注射ができないため、血糖値管理ができない。さらに食事を取れないことで、体力がなくなっていく。

ついに先週金曜日、今夜がヤマだと言われしまう。とにかく今できる点滴治療をしてもらう。点滴治療も体に負担がかかるため、治療中に亡くなってしまう可能性もあると、同意書へのサインを求められた。

幸いにも、連日の点滴治療で食欲が出始めている。でも余談を許さない状況なのはたしか。

これからの治療方針なども相談しているが、家族としてはできる限りの治療をしてあげたい。

いつまで生きられるかわからないけど、最後まで望みを捨てたくない。
そして、何より生と死の狭間で、ムックは必死に頑張っている。だからもっと私が前向きにならなきゃ。

なんとか1日でも長く生きられますように。

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