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思うほどドラマチックにならない架空戦記

こんにちは。久しぶりに何か書こうかと思ったので、独り言を書いていきます。まあ、中身はないです。

今連載中の架空戦記や販売中の作品を書こうと始めた切っ掛けは、ひとえにアニメやマンガの戦争が現実と乖離しすぎている。だから、逆にリアルに近づいた作品を作ろうと思ったことが記憶をの片隅に残っています。

これが何を意味するかと言うと、ツマラナイ話になるという事です。何故かって? 現実の戦闘は空戦であれば、エリア88みたいにジェット戦闘機で近接戦闘なんでしないし、至近でミサイルを敵機にぶち込むなんてやりません。

現実の戦闘は姿の見えない敵機にミサイルを打つだけです。敵機が吹き飛ぶ瞬間なんて見えないでしょう。ミサイルという武器がそれだけ長射程であることが原因でもあるでしょうが、これをアニメで表現すると青空に向ってミサイルを打つだけでそりゃあ、つまらないもへったくれもない絵図らになるはずです。

別にアニメやマンガが架空であることに文句を言いたいわけじゃないです。仕方ないです。面白くするには多少嘘を混ぜないと面白くできないですから、機動戦士ガンダムもリアルに忠実にしたら面白くなりません。

というより、今でも勝手に思っていますが機動戦士ガンダムは真面目にやると1話でジオン軍の勝利で終わってしまうし、軍事的に考えるならコロニーは開戦前に2~3個準備して地球に落とさないと意味がない。

ついでに、アムロは主人公になれそうですが、まあ、なれないです。サイド7から無事逃げられたとしても、ルナツーで無理やり降ろされて、シャアにV作戦の兵器すべて接収されて終わってしまうでしょう。

軍隊は民間人に最新兵器の運用を任せたりしないです。ただ、機密漏洩をさけるために終戦まで軟禁されるだけです。だから、アムロは主人公になれないです。どちらかというとブライトが主人公に・・・まあ、話は続かないだろうなあ(笑)

とまあ、何が言いたいかと言うと現実に忠実にすればするほど、面白みがなくなるというより、多分面白いと感じる部分が減っていくんだなと感じた次第です。

いわゆる戦争もの、架空戦記の類は戦争に至るまでの準備や戦闘に至るまでの準備をちゃんと書いて戦争、あるいは戦闘を書いているわけですが、中弛みしやすいです。イベントを挟んでいたとしても、読む側からしたらつまらないと感じやすいかなと思うわけです。

何故かとういうと、殻の部分が戦争であり激しい戦闘だからです。読む側、見る側はそこに期待しているのであって、そこに至るまでの過程は正直どうでも良い。

じゃあ、間をカットして戦闘を盛り上げれば良いのかと言うと、これをやると話が何処かで破綻するし、作者にしかわからない話になるわけです。

結局何が言いたいかと言うと、我々は嘘や虚構の戦争を現実と捉えていて、実際は大きく乖離している。夢の中にいるような状態なのかなあと思うわけです。

皆さんが良く知る太平洋戦争、大東亜戦争と呼ぶ人もいますが、これにも嘘がふんだんに混じっています。私はちょこっと1次資料をまとめている人の本を読んでいるので、理解していますが、まあ、酷い・・・

正直、読めば読むほど胸糞が悪くなりました。皆さんが讃えてる英雄なんて言うのは、英雄でも何でもなく、我々日本人を絶滅させるために敗戦を仕組んだ酷い人間だというのが、よくわかりました。

まあ、こんな事を書くと陰謀論者など言われかねないですが、別に良いかなと思います。それともう一つ、友達に秘密作戦に従事していた家族を持っている人が居るのですが、当時の日本は技術レベルがかなり貧弱だったという話を聞いたことがあります。皆さんが良く知る艦船の技術レベルは高かったのでしょうが、動力機関などはかなり貧弱だったみたいです。

そんな話を聞くと軍事的に正しい戦略をとれていたとしても、果たして勝てたのだろうか? という疑問が湧きます。そう、陸上戦力でいうならまともな機甲戦力を保有していたのだろうか? という疑問が沸くわけであります。

いわゆる勝利できる戦略をとれていた場合、大部分が陸上戦になるわけですが、機甲戦力がないと無駄に人が死ぬだけになりかねないよなぁ・・・とか、妄想するわけです。

何を言いたいのかわからなくなってきていますが、我々はそろそろ夢から覚めて現実と向き合う必要がある。という事です。
現実を向き合わないと世の中は悪くなるだけだし、ビックモーターのような詐欺を働いてでも他人から財産を奪うことが正義だという風潮が横行するわけです。

騙されるやつが悪いとよく言いますが、騙す人間の詭弁にすぎず、やはり騙すやつが悪いです。私も個人事業を営んでいますが、騙すやつが多すぎて辟易しています。誠実な取引というものをする人間に出会うことすらない現実です。嫌になります。本当に嫌になります。

正直、人生を辞めた方が楽だと思ったりしますが、それでも生きて行かなければいけないのが現実です。

皆、ツライいんだろうな、そう思う今日この頃なわけです。


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