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2016年2月の記事一覧
ソーシャルな隠居とは。
はじめまして。西村 治久(ハルヒサ)と申します。
年齢は40代。もともと埼玉県出身ですが、10年間の新潟市暮らしを経て、いまは新潟県の十日町市(とおかまちし)を主な生活拠点としています。
十日町市への移住当時である2015年5月。《住み開きの古民家「ギルドハウス十日町」》を設立し、自分の住まいとして暮らし始めました。日本有数の豪雪地帯で小さな限界集落にありますが、一人暮らしではなく仲間たちとの
自分と他人の実家をつくるということ。
「どなたでも、どうぞ気軽にお入りください」
2012年の8月末ごろ。ある暑い夏の日。ちょっと散歩をしていたときのこと。とつじょ、そんな言葉の書かれた看板のある家が現れました。
昔からある町の静かな住宅街に、どこにでもあるような古い一軒家。その玄関には《うちの実家》と書かれた、もうひとつの看板がありました。
自分はなんとなく気になり、その家の敷居をまたいじゃったんです。ちょうどその直前まで、自