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🍀マインドフルネスの本当の意味をご存じですか?🍀

●マインドフルネスという言葉をご存じでしょうか?

 マインドフルネスという言葉をご存じでしょうか?最近ではだいぶポピュラーになってきた感じがするので、耳にした方も多いのではないでしょうか。では、実際にはどのようなことを行うのでしょう。瞑想の一種だと思っている方も多いのではありませんか?確かに、マインドフルネスの発祥は、仏教の瞑想から始まっていると言われています。しかし、現在では瞑想の領域を超えてカウンセリングなどの心理療法の分野で、心理療法の一つとして確立されたものとして取り扱われています。その効果も実際に証明されています。

●心理療法としてのマインドフルネスの目指すところとは?

 言葉で表すと、マインドフルネスのマインドフルとは、自分や他者や物事すべてをありのままに受容するという事を指します。ありのままに受容するとは、良いとか悪いとか自分の物差しで価値判断をしないということです。人間関係を例にして言うと、例えば誰かと会話をしていて相手は自分と違う意見を言ったとします。しかし、それを否定するのではなく、この人はこのような考えなんだなと理解することです。自分も含めて人は誰でも皆OKという考え方です。

●マインドフルな状態を心理療法でどのように活用するのでしょうか?

 例えば認知行動療法においてはどのように活用するのでしょう。認知行動療法は、現実に起きた出来事に対してどのように考え、どのような気分になり、どのような行動に出たのかをありのままに記録して、自分を客観視することがベースになっている心理療法です。その上で、それまでの考え方に対して他の考え方はないか、またどうしてそのような考え方になったのかなどをカウンセラーと一緒に検討して、今まで自分を苦しめていた生き方からの脱却を図ります。しかし、怒りや恐れ、不安などの感情が強い場合には自分も相手もありのままに見つめることが難しい場合があります。そのような時に、マインドフルな状態をイメージすることが出来れば、客観的な視点で物事を点検していくことがより可能になります。

●マインドフルネスのワークにはどのようなものがあるのでしょうか?

 一言でマインドフルネスといってもその方法は多岐にわたります。呼吸に意識を集中する基本的なものから、五感に意識を集中するもの、感情そのものに意識を集中するものなどもあります。大きく二つに分けると、呼吸や身体感覚、周囲の空間など実際に身体で感じられるものに意識を集中するものと、思考や感情など自分の精神の内面に意識を集中するものに分けることが出来ます。いずれにしても、まずはカウンセリングの場で体験してもらってそれを日常のルーティンに取り込んで継続して行う事により効果が期待されます。あらゆる心理療法のベースともなり得るのがマインドフルネスなので、ぜひ体験していただくことをお勧めいたします。ご関心を持たれましたら、お気軽にウェッピーカウンセリングルーム日野までお問合わせ(無料)ください。あなたの心が少しでも癒されることを願って。

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