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AirPAYを導入してみた

「コノ店、カード使エマスカー?」
「うち、カード使えないんすよ」
「ジャイイデスー!」
のCMで知られているリクルートのカード決済「AirPAY(エアペイ)」を当店でも導入しました。

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うちのお店は、AirPAY導入以前から比較的古くからクレジットカードには対応しておりまして、またQRコード決済もPayPayのスタート時から各種コード決済も対応しておりますので、今になって特段AirPAYかぁ…とも思ってましたし、リクルート様かぁ…なんて天の邪鬼感もありましたが…
・決済手数料が安い
・非接触ICカード決済に対応

特にこの2点が導入の決め手となりました。

あまり役に立たないとは思いますが、導入前の懸案と、導入してから気づくことも有りましたので、noteに残しておきます。
現時点での結論としては「従来のクレカ決済端末も残しておいたほうがいいかな」と思っております。

【AirPAY導入のメリット】

・決済手数料が安い
売上金額に対する手数料が「3.24%、3.74%」と明朗会計の上に、従来のクレジットカードより安い設定。(従来のカード決済は4.5%、5.0%)
うちのお店は、コスプレ衣装を取り扱っているため、客単価が高くなる傾向があるので、手数料率は無視できません。
あとは、振込手数料も無料。

・非接触ICカード決済に対応
交通系ICカード、iD、QUICPayも使えるように。
交通系ICカード、実は以前はKAZAPI(カザッピ)というシステムを使っていたのですが、月額基本料金で1,000円ほどかかることと、当時はあまり需要がなかったみたいで結構前に解約してしまいました。
こちらは手数料3.24%のみとのことと、当店も少額決済が増えてきたので導入するに至りました。

・ほぼ無線通信
決済端末とiPadはBluetoothで通信され、iPadはWi-Fiでつながっているのでケーブルの取り回しが楽…ではありますが、充電のためのケーブルは繋いでおかなければいけない。
ただ、決済端末も充電タイプなのでケーブルを外しても使えるので機動性は悪くないです。(従来端末は有線LANケーブルが必要)

・QRコード決済は…
これは、従来のQRコード決済業者の手数料も変わらない(無料も多い)ので、導入は見送りました。

【AirPAY導入のデメリット】

・クレジットカードの分割払いに対応していない

これは割と盲点で、当店の商材の平均単価(10,000~20,000円前後)を考えると、分割払いに対応していないのは割と痛い。
元々AirPAYが中小商店に向けたサービスなのでしょうね。(うちも小商店なんですが…)
こればかりは従来型のクレジットカード端末に軍配が上がります。

・プリンタが別売りで、割と高額。
たまに、明細書がないと絶対やだ!というお客様もいらっしゃいます。
AirPAYの導入にはお金がかからず、最新世代のiPadも貸与される太っ腹ですが、専用プリンタだけは40,000円くらいして、代用品は一切ない…
これも従来型のクレジットカード端末のメリット。

ただ、「決済後にメールアドレスを入力して頂いて、メールで利用明細書を送るという機能」があるため、一定の代用機能となりえると思います。

・(おまけ)iOS & iPad OSしか対応していない
AirPAY関連のアプリはiOS & iPad OSでしか提供されていないので、当店のようにAndroid & Windowsだらけの環境だと、新たにiOS & iPad OS環境を入れなければいけない。
とはいえ、iPadOSは比較的直感的な操作なので、覚えれば問題ないことと、別の決済のアプリや、Google(Android)系のアプリも豊富なので困ることは少ないです。
ただ、iPadはあくまでも「貸与」なので、もう一台持っておいたほうがいいかなと。(当店に元々あるiPadは中古で買ったものですが、かなりこき使っております)

結局は、従来型の端末と併用しそうです

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従来型の端末も、クレジット会社は月間105円しか定額の手数料をとっていないので、併用することになりそうです。(いや、控えの伝票を月2回簡易書留で送らなきゃいけないんだった。)
オペレーターがめちゃくちゃ訛りの強い関西弁なのがいつも気になる…w

なお、手数料率について安いほうがいいと述べましたが、当店の方針は「購入機会増加のためなら多少の手数料率は受け入れる」派です。
ランチタイムにクレジットカード使わせないなんて言うセコい真似はしない。(そもそもそれは契約違反行為ですけどね…)

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