国際写真サロンU-30卒業
6年くらい応募し続けてきた国際写真サロンのU-30部門のラストイヤーで最優秀賞をいただきました。
今年は私も31歳。30代の始まりです。
私は『30歳成人説』を提唱しており、ここからが本番だと考えております。
思えば、この部門が初めてできた時も同賞をいただき、高級なコンデジをもらいました。
この写真はその時にもらったカメラで撮ったものです。
私は元来、フォトコン自体にそこまで興味はなく、賞金目的でした。
しかしこのフォトコンに応募して初めて、定評の価値を知りました。
単にチヤホヤされることはさほど快感でもありませんが、写真というものはなかなか評価を説明し、信用度を高めることは難しいものです。特に、私のような写真はアートの部類に入るため、それがすごいのかすごくないのかということは、素人はおろかカメラをやってる人でも難しいものです。
そういう点で、「私はこれくらいの賞を貰うくらい写真に長けた人間です。」と示すにはやりやすいと。
そういった有用性を見いだせたきっかけでもありました。ありがとうございました。
今回の写真『Sea board』は合成写真作品です。実家の家の海で、セルフィーで撮りました。モデルは私自身です。
コンセプトは『海で海を乗りこなせ』というものです。
海というものは、あらゆるものを大きく包括するプールです。私はその海の中で波にのるよりも、その海自体を利用していくという決意があらわれています。
そのためには、通常の観点や説明書通りの使用方法では成しえません。
合成というものはそのような表現の場合、大きく役立ちます。
気をつけていることは、見栄えのインパクトや斬新さだけで作品を構想してはいけないということ。(もちろん見た目も大事ですけどね。写真は視覚のアートなので)
以上になります。
今年も私なりに邁進の年にいたしますので、どうぞよろしくお願いします。
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