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長調と短調

今日は、長調短調について。
ドレミ(CDE)から始まると、長調ですよね、ハ長調。
今日私、カラオケに一人で行ったんですが、キーを変えるの有りますよね、高いからとか、低いからとか。あれ、どういう事かというと、長調の曲はキー変えても長調の曲のままじゃないですか。でもキーを変えるって事は、何かっていうと、ハ長調が低くて、1個上げたいからニ長調にしたいとか、そういう事ですよね、でも、ニ長調って、♯2個、楽譜だと付いちゃうんです。歌だと気にしないけど、キー変えても平気で歌える人って、勝手にピアノで言う、♯や♭、自然に上手く付けちゃってるんです。ピアノの鍵盤見るとミとファ、シとドの間は黒鍵が無いじゃないですか、つまりそれ、音の高さの隔たりが、狭いんです。つまり、ドとレは、黒鍵を飛び越してるから、ミと、ファ♯と同じ音程(音の高さの幅)なんです。もっと比べて言うと、ミとファは高さの差が狭いから、ドとド♯の間隔と同じなんです。
短調は、ラシド(ABC)から始めると調号が無い、イ短調になりますよね、長調と違う所は、音の幅の狭い部分が、ドからの長調と違っちゃいますよね。
狭い部分が、どこにあるかで、長調か短調か変わっちゃうんです。ラシドレミファソラだと、ラがあって、シがあって、ドに♯を付けると、ドレミと同じ音程、キーを変えた事になって、長調っぽい出だしの3つの音になるんです。ドレミだと、レとミを広くしたいから、(レとミの間には黒鍵が有る)ラシドのドを♯付けて広くすると、同じ長調の出だしになるんです。
もう一つの例。
声楽家が、ちょっと曲全体のキーを高くして、低くしてって言うのは、伴奏のピアノ弾く人は、大変なんです。だって、どう考えても、黒鍵盤の数、位置が変わるからです。でも、長調は長調のまま、短調は短調のままなんです。

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