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お気軽に和声を‼︎3

和声の課題を次回から解いてみましょう。課題を解くとはどういうことかと言いますと、和声の課題には、4声のバス課題とソプラノ課題があります。バス課題とは、バス、テノール、アルト、ソプラノという音の低い順から、決まっている音域の4つのパート(4声)の、バスだけ書いてあり残りのテノール、アルト、ソプラノの音を埋めていく問題です。音域が、バス、テノール、アルト、ソプラノにはあり、4つのパートの合唱のイメージなので、ピアノで出る様な高すぎる音、低すぎる音はありません。声で出る範囲の音域です。ソプラノ課題は、メロディに伴奏を付ける様な感じになり、4つのパートのうち一番高いソプラノに、残りのアルト、テノール、バスを付ける問題です。
各パート、バス、テノール、アルト、ソプラノの、音域というのは、和声の規則として、決まっています。バスは、ヘ音記号の楽譜の五線の下の方のファからト音記号の楽譜の五線の下の方のレまで、テノールはヘ音記号の五線の真ん中位のドからト音記号の五線の真ん中位のラまで、アルトはバスの、1オクターブ上の音域、ソプラノはテノールの1オクターブ上の音域です。教科書により、若干の違いがあります。アルトは最低音がファではなく、その1個上のソからとなっている教科書もあります。
音域とは、その楽器(人)が出すことの出来る楽器の音(声)の高低の範囲のことです。

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