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乱立するプラットフォームの使い分け

アメリカ人が日本を訪れ、コーヒーを飲みたい時、日本の喫茶店ではなくスターバックスやブルーボトルを利用する傾向が強い。理由はシンプルで、母国で使い慣れていて、馴染みがあるからだ。

インターネットのプラットフォームサイトも実は同様で、海外旅行の訪問先でも、使い慣れた母国のサービスを使う傾向が強い。

たとえば、フードデリバリーを頼みたいと思った時に、日本で大手の「出前館」ではなく、UBER EATSを使うのである。

今回のニュースは、香港でシェアを持つKLOOKというサイトが日本国内のアクティビティを取り扱うというもの。香港から日本を訪れるユーザーは、日本人が作った「外国人向け体験予約サイト」よりも、KLOOKを使う傾向が高いのであろう。

観光事業者にとっては、自らがターゲットとする国のユーザーが、観光予約やホテル予約の際にどんなプラットフォームを使っているのかをよく知る必要がある。 その国のプラットフォームで情報を提供することが最も効率的だからだ。



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