【旅する人も、迎える人も、幸せになる仕組みづくり】
well fmは、3月1日で第三期目を迎えます。
22年、コロナ期からの創業は、事業方針は見えたものの、不確定要素が多く、前途多難な船出でありました。
幸運にも、創業直後に環境省様の事業採択を受け、山梨県増富温泉「ウェルネスツーリズム聖地化事業」を推進しました。
また、23年度は、石川県のななお・なかのとDMO様との事業連携により、「Japan well-being Trip」を開発し、世界幸福度ランキング第二位のデンマークから能登半島への誘客を実施するとともに、来訪者も働く人も「幸福度が増すwell- being講座」を計画、実行しました。
「Japan well-being Trip」は、24年1月1日に派生した能登半島地震により、活動が全面中止となりました。
「Japan well-being Trip」では、オンラインツアーから始まり、一連のデンマークから誘客の実現に至りましたが、来訪者も現地で働く人も「幸福度が増すwell- being講座」が実施に至らなかったのが、非常に残念でした。
コロナが明けて、インバウンドのターゲティングを明確にし、誘客が実現したとしても、受け入れる地域側の幸福度が上がらないと、そもそも地域は再生していかない。という事に気づかされました。
この経験から、私たちは設立段階でウェルネスツーリズムの推進を宣言した訳ですが、最終的には 着地する現地で働く皆様、そこで生活する皆様の幸福度も上げないといけない。
との私の中の結論に至り、 well f.m.の対外的な表現を変更する事と致しました。
私たちは、【旅する人も、迎える人も、幸せになる仕組みづくり】を提供していくプロフェッショナル集団です 。
私たちは、旅する人も迎える人も幸せになる仕組みづくりを提供していくプロフェッショナル集団であります。 と対外的な表現を変えていこうと思っています。
もちろん、その中の具体的な事例としてはウェルネスツーリズムもありますし、再生型観光=リジェネラティブ・ツーリズムもあります。 最終的には旅をなさる方、そしてその旅人を迎え入れる方たち、共に、いかに幸福度が増すのかという仕組みづくりを提供していく組織であると、自らを再定義しまして3期目に向かっていきたいと考えます。
旅する人も迎える人も幸せになる仕組みづくりには、いろんな方法があると思います。
サスティナブルツーリズムもこれに入ります。 環境にダメージを与えない旅をする人にとっては、サスティナブルツーリズムが重要だと思ってますし、それを迎え入れる側の現地の方たちも、 自分たちの地域の環境が保持されていくということは、旅する側も迎える側も幸せになる、幸福度が上がるというこになります。
アドべンチャーツーリズムは、アドベンチャーという領域の中で旅をしたいという人がいて、それを迎え入れる側がいて、その体験プログラムを提供して、自然や歴史文化の相互理解が進み、最終的には旅をする側も迎え入れる側も、旅を通じてツーリズムを通じて幸福度が増すということに繋がっていく。
旅人と着地側のトータルな視線での「幸せになる仕組みづくり」を提供するのが我々well f.m.「well-beingをfind myselfする」組織の役割だと感じております。
第3期目が3月1日から始まります。
様々な経験の2年間がありました。あっという間に2年間過ぎた訳ですが、一つ大きな変革のタイミングを迎えることができたと感じています。
いろんな気づきがありました。
いろんな気づきを頂けた方々、本当にありがとうございます。
私たちは、ウェルネスツーリズムを推進するだけではありません。
再生型観光=リジェネラティブ・ツーリズムを可視化するだけではありません。
最終的な私たちのゴールは、旅をする人も、迎える人も、幸せになる仕組みづくりを提供する。
そして、旅をしてよかったと感じる旅人と、迎えてよかったと感じる地域の人が、そこで働き、職場と地域にプライドを持ち、その地域を元気にすること。
それによって共に幸福度が上がっていくということを可視化していきたいと考えます。
第三期目にあたり、ウェルネスツーリズム、サスティナブルツーリズム、ツアーガイド、メディア戦略、観光地域づくりの各実務家に加え、マーケティングのスペシャリストも新しく理事に加入していただきました。
well f.m.が創り出す力にご期待頂き、引き続きご支援の程をお願い申し上げます。
well f.m. 一般社団法人 ファウンダー・理事
善井 靖
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