無意識でやっているクセを治す方法
毎週土曜日は、生活に役立つ情報を配信しています。
原因は生活の中にあります
僕は、日ごろから患者さんに
「症状の原因は、日常にあるから、原因を意識して生活してみて」
とお願いしています。
意識が高い方は、積極的に生活を観察してくれるのですが、先日の方は少し勘違いした探し方をしていました。
おそらく同じような方は多いと思いますので、シェアしたいと思います。
勘違いした原因の見つけ方
Aさんは、首を上下に動かすことで、背中が痛むという症状です。
「生活の中で、背中や腰を丸める機会がないか」を意識してもらうようお願いしました。
結果、アゴを突き出した姿勢でテレビを見たり、ゲームをしている時間が長く、その時に背中が丸まっていることが分かりました。
Aさんは、アゴを引くことで姿勢を正そうとしました。
それを聞いた僕は、Aさんの行動を否定しました。
なぜAさんは勘違いしていると言われたか?
じつは、意識してアゴを突き出している場合は、今回のAさんの考えで正解なのですが、無意識の場合は不正解になります。
とても惜しいところまでいっているのですが、残念ながらこの考えでは、今回の症状を予防することはできません。
Aさんが足りなかった部分は、アゴを突き出してしまう原因を考えなかったことです。
無意識でやってしまうことを改善するコツ
Aさんのアゴを突き出す姿勢は、無意識でやってしまう行動です。
無意識でやっていることを治すコツは、【無意識で修正されるような状況を作ること】です。
つまり、絶対にアゴが突き出ない姿勢でテレビを見たり、ゲームをすればいいだけです。
僕はAさんに、無意識でも絶対にアゴが出ない姿勢の作り方を伝えました。
まとめ
僕は【note】や【YouTube】で、セルフケアや予防法などを伝える際、【何かをすることよりも、何かをしないことのほうが長続きする】とよく言いますし、その方法を伝えるようにしています。
冷たく聞こえるかもしれませんが、ハッキリ言って、続かないことはやるだけムダです。
みなさんは無意識でやってしまうことを、意識して治そうとしていませんか?
僕のYouTubeチャンネルでは、「症状改善のための思考力」を鍛える方法を公開しています。よかったらチャンネル登録していただけると嬉しいです。
ではまた
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