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Amazonを装うフィッシング詐欺

毎週月曜日は、「健康オタク」「体のメンテナンスのプロ」が買ってよかった商品を紹介しています。

今回は、僕がよく利用しているAmazonから届いた、フィッシング詐欺メールについてです。

クリックしないで!

僕に届いたのは、2021/03/31(水)です⇩。

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差出人はAmazon。内容は『使用制限ポリシー違反』です。

一見本物のようですが、クリックさせることで個人情報を不正に奪い取るフィッシング詐欺ですので注意してください。

注意ポイント1

少し検索すると、他にも同様の感じで⇩のものが存在することが分かりました。誘導用のURLは複数あるようです。

・Amazonがアカウント違反を検出しました、時間内に確認してください。

・お客様がAmazonアカウントを使用して外部アクセスを検出します。必ずご確認ください。

・アカウントが一時停止されました。カードや住所が有効期限切れになりました。確認してください。

・Amazonアカウントの情報を更新する必要があります。

注意ポイント2

本物であれば、クリックするURLにAmazon関連のドメインがつきます。

Amazonの公式サイトでは⇩の情報が公開されています。

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注意ポイント3

今回は、『使用制限ポリシー違反』でしたが、他にもAmazonでは⇩のような「フィッシング詐欺・なりすましメール」が存在します。

①未納料金の請求
②登録情報(お支払い情報など)の更新依頼
③添付ファイルやソフトウェアのインストールを求める
④本文中に多くの誤字や文法の間違いが含まれる内容

<①未納料金の請求>

注文履歴にアクセスして、注文の詳細がサイト上の注文内容と合致しているかを確認してください。

法的手続きを持ち出す詐欺メッセージもあります。そのような場合、メッセージに記載されている差出人に連絡したり、注文履歴に記載されていない請求に応じたりしないでください。

<②登録情報(お支払い情報など)の更新依頼>

・カードの有効期限が切れた
・請求先住所が変更された
・不審な注文があった

というメッセージを利用して偽サイトに誘導するEメールがあります。

お支払い設定を更新する手順が記載されていない場合、それはAmazon.co.jpが送信したEメールではありません。

またAmazon Payでは、お支払い方法の更新を依頼するEメールをお送りすることはありません。Amazon Pay利用履歴から、登録情報の更新が必要かどうかをご確認いただけます。

<③添付ファイルやソフトウェアのインストールを求める>

Amazonから、他社ソフトウェアやアプリのインストールを要求されることはありません。

<④本文中に多くの誤字や文法の間違いが含まれる内容>

いかにも翻訳ソフトで訳されたような、片言の日本語でAmazonからメールが届くことはありません。

まとめ

「いかにも不安を煽るような文言」のメールやSMSが届くと、心配になり思わずクリックしてしまいそうになりますが、一旦落ち着いてください。

何か分からないボタンは、クリックしまう前に詳しい方に尋ねましょう。ネットで検索するのでも構いません。


何か分からないボタンは、ワザと分からないように書いています。


・このボタンを押すと、個人情報が抜き取られます
・このボタンを押すと、カードが不正利用されます
・このボタンを押すと、パソコンが壊れます

なんて書いたら、誰もクリックしてくれませんもんね。

でも、この何か分からないボタンはそういう意味です。


ネットショッピングは正しく利用すれば、生活が変わるほど便利なものです。うまく活用するためにも、今回はネットにはびこる不正についてまとめました。

今回の情報が、皆様の生活に少しでも役立てば幸いです。

ではまた

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