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データヘルスの実践事例が満載「データヘルス・予防サービス見本市」に行こう

「データヘルス・予防サービス見本市」は、厚生労働省が主催する情報と交流、ビジネスマッチングの全国イベントです。

健康経営で最も注目されるデータヘルスの最新情報が集まる見本市が、今月末から開催されます。本記事ではその見どころをご紹介しましょう。

データヘルス・予防サービス見本市とは

「データヘルス・予防サービス見本市」は、健康づくりや健康経営に関する取組みを医療保険者・企業・地方自治体等の関係者の中で広げていくことを目的とした展示会です。

セミナーなどによる先進的な事例紹介や、医療保険者、健康・予防サービスを提供する出展者、来場者の課題共有によるマッチング機会の提供等を行います。

この見本市は2015年から開催されており、例年参加者の満足度が高く、全国の健康経営推進担当や健保組合の保健事業担当者の注目を集めています。
本年は完全オンラインにて開催され、アクセスの機会がさらに広がり、全国から多くの参加が期待されます。

データヘルス・予防サービス見本市イベント概要

見本市は11月30日(火)から12月2日(木)までの3日間開催されます。

オンラインセミナー
主催者・出展者によるセミナーやトークショーが YouTube によりLIVE配信されます。

バーチャル出展ブース
各出展者が提供するデータヘルス関連のサービスのプレゼンテーションに参加できます。チャットで直接質問できるほか、個別対話ができるルームも開設され、名刺交換なども行えるインタラクティブなブースです。

オンラインマッチング商談会
出展者とじっくり商談するZoomのルームを開設することもできます。見本市の期間中も予約できます。バーチャル出展ブースのセミナーで興味をもったサービスや気になる情報があれば、その場で予約してみましょう。
リアルの出展より手軽で集中できるオンライン対話を活用してください。

オンラインセミナーにWellGoも登壇

セミナーにはWellGoも登壇。先進的な健康経営・健康づくりのための取組みをご紹介します。

トヨタxWellGoが示す「次世代の行動変容」とは
11月30日(火)12:00~12:40
WellGoの導入先であるトヨタ自動車様のご担当者とWellGo高木が登壇。
世界のトヨタがWellGoの健康経営アプリを土台にして従業員の行動変容に新たな風を吹き込みました。
そのヒントは「ゲーム」です。その先進的なアプローチについて、導入の背景や狙いも含め、詳しくご紹介します。

DH見本市セミナー_トヨタ×WellGo


野村xWellGo「サステナブルな健康経営とは?」
12月2日(木)11:20~11:40
2019年から産業保健、健康経営、健保保健事業を集約して積極的にDXを推進し、機動力とサステナビリティを高めた人的資源の向上に取り組む経営戦略について、具体的事例を語ります。

DH見本市セミナー_野村×WellGo

データヘルス・予防サービス見本市アーカイブはこちら

【参考】データヘルスとは

「データヘルス」は、厚生労働省と経済産業省がともに注目する事業です。
データヘルスの定義は、厚生労働省の説明から読み解くことができます。

データヘルスとは、加入者の健康データを活用し、データ分析に基づき個人の状況に応じた保健指導や効果的な予防・健康づくりを行うものです。
(厚生労働省「データヘルス・健康経営を推進するためのコラボヘルスガイドライン」はじめに より。太字は筆者)


これまで、効果的・効率的な保険事業のための重要な施策として、保険者による健康情報の蓄積・活用が位置づけられ、健診データやレセプトの電子的標準化が実現し、保険者にデータが蓄積されてきました。
データヘルスは、これらの状況を踏まえ、高度な分析を施した上で個別の状況に応じた保健事業を効果的・効率的に行おうというものです。

大きくは次のような事業を行い、データ活用による健康づくりを推進するとしています。
●健保組合等によるデータヘルス計画の作成、運用
●データヘルス・ポータルサイトの運用
●コラボヘルス(健康経営)の推進
●個人の予防・健康づくりを支援する取組み
●データヘルス・予防サービス見本市の開催

データヘルスは、国の成長戦略にも組み込まれる重点項目になっています。健康で長生きするための施策は、政治の面でも重点項目になっています。
2013年6月には「日本再興戦略」が閣議決定し、その中で国民の健康寿命の延伸が重要な柱として位置づけられました。

また、2016年6月には、「骨太方針2016(経済財政運営と改革の基本方針2016)」により、データヘルスの強化がうたわれました。

さらに、翌2017年には、データヘルス改革推進本部を設置。ビッグデータのプラットフォーム構築に向けた取組みに着手し、ICTによるデータ基盤の構築や民間外部事業者の活用促進保険者機能を強化し、実効性の高いデータヘルス事業の推進を図る環境を整備しました。

同年6月の「骨太方針2017」および「未来投資戦略2017」では、次の点が掲げられ、先進的な取組みの横展開が期待されています。
・データヘルス等の活用による企業の質の高い健康経営の促進
・自治体・企業・保険者による先進的な取組みの全国展開
・保険者と企業の健康経営との連携(コラボヘルス)の推進


「データヘルス・予防サービス見本市」で最先端の情報と技術に触れ、先進的な健康経営に向けたヒントを獲得しましょう。

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