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映画モンスターハンターを4Dで観た最速感想「ディアブロスの突き上げ喰らってきました」(後半ネタバレあり)

朝一でららぽーと船橋
TOHOシネマズのMX4D

モンスターハンター
初めての4D体験。

とりあえずTOHOシネマズの公式ナビゲーターである
『それでは、映画の旅をお楽しみください』でお馴染み

あの「山崎紘奈(やまざきひろな)」さんが受付嬢役で出ているというのが
大注目。
とてつもなく似合っているのだけれど
出番が本当にちょこっとなのが惜しい。

バイオハザードシリーズの
「ポール・W・S・アンダーソン」監督はモンハンをどう描くのか。

4Dなので日本語吹き替え版となっている。

あれ?この声優、、、銀さんだよね!(杉田智和)
銀さん何してんの!!

という声優クイズが始まってしまうので
始めから声優は誰がやるのか知っておいても良いのではないだろうか?
鬼滅の刃、花江夏樹さんも出ていた。

ちなみに大団長はビッグボスこと大塚明夫さん。

ここは英語じゃないとハマらないんだろうな~という台詞もあったりする。
これは好みの問題かもしれない。

4DXでモンハンを観る、となるともう、どれだけエンタメ、アトラクションとして楽しいかが大事。
ゲームを再現する、という点に重きを置くか、
るろ剣の映画のようにリアリティを追求するか、
ドラマに比重を置くか。

4DXをフルスペックで活用する映画となると、それようのシーンが必要となり
臭いや水はほとんどなかった。
(とりわけ臭いはマスク着用がマナーとなっている段階でカットされるのかも)

ファンしか楽しめない作りにはしておらず
逆にあれもこれも出てくる、という感じではない。

簡単に言うと「異世界に飛ばされる」話。

なんだかんだで主役は「モンスター」なのだと思うけれど、
執拗に迫りくるモンスターはとてつもなく強く描かれており、ピンチの連続
急にあっさり倒されたり、いくつかツッコミどころもあるけれど

現代文明の兵器とモンスターが対決する構図は映画ならでは、でワクワクするところ。

砂漠を走る船から始まるオープニング。モンハンをプレイしている人なら
おお!となる。

アクションシーンもモンスターも申し分なく
迫力が楽しめる。

バイオハザードのように裏組織があってドラマが展開していくという
ものではないので、ドタバタの展開。
ミラ・ジョヴォヴィッチの演技もアクションも格闘シーンもとにかく
うまいのはさすが。

ラスト付近ではメインモンスターである
リオレウスがとにかく大暴れするシーンは
モンハンの歴史に語られてもおかしくない。

モンスターの巨大な迫力や表情、傷、
など特撮部分で言えば100点だろう。

友達と良い意味でツッコミあって語るには映画。
(別に変に世界観が崩れているわけではない)

ネタバレなしでは書けることは、これくらいで
ここから先はネタバレありとなります

とにかくゲームの方も「モンスターハンターライズ」の発売と合わせて
盛り上がって欲しい。



↓↓↓(下にいくとネタバレあり)

とりあえず、ミラ・ジョヴォヴィッチが双剣使いなのが
ニヤリとしてしまう。

鬼人化システムなのかわからないけれど、双剣が赤く熱を持ち、驚いて

「それ、先に言ってよね!」
と怒るシーンなどゲームっぽくて良い。
(あんな風にガンガン、異世界ではゲームシステムが発動してもおもしろいのではないか)

丁寧に描いているのか、小出しにしているのか、
明らかにこれ、終わらないぞ・・・・もしくはシリーズを意識しているのか・・・と
思いながら観ていたら、やはり、というか

まだまだ先が作れるようにまさかの
ラストにゴア・マガラが出てきて、戦闘しながら終わるというラスト。

エンドロールの途中に参戦するアイルーのシーン。
これをCMで使っているというのはずるいと言えばズルい(;´∀`)

アイルーはカワイイ系ではなく、バトル系の猛者顔の料理長です。

なんで受付嬢をバンバン出さないかと不満もあるが(ほんと山崎紘奈がいいんです)
ゲームでさんざんやられているものを映画にただするだけならコスプレと変わらない。

だとするとラスト付近のリオレウスが
天空を舞い、空軍の戦闘ヘリや飛行機をへし折りまくる姿は圧巻であり
あの文明の激突こそ肝なのだろう。

4Dの場合、とにかく座席がばかばか揺れて普通に座っていられない。


序盤で仲間を次々と失う絶望的状況の連続、
気持ちの悪いネルスキュラ(巨大グモ)の恐怖、
半ば強引な展開になる中盤まではとにかく監督の手腕であり、さすがというところ。

おお! 大剣でたー!ガシン、からの回転斬り!と
ゲームを彷彿とさせる場面もちょくちょく。

お、これは爆破大剣かな?

そう、ネルスキュラは煙と炎に弱いんだ、頑張れー!とゲームを知っていると
これまたニヤニヤしてしまう。

モンハンワールドから登場のワイヤーボウガン(スリンガー)が活躍するのも
ゲームを知っているとおもしろい。

とにかく丁寧に描いていくから、全部を放り込んで終わり、という描き方をしていない
点で良くも悪くも続編に期待できる。

本当はハンターはたくさんいて加勢してくるものなので、
鎧のハンターや、他いろんな武器をかっこよく描き、モンスターにやられた村や家族、
モンスター同士のバトルなど、描ける要素はたくさんある。

そうなると現代文明兵器との激突は
ゴジラやキングコングと被るところもあるのが難しい(;'∀')

なにをもってモンハン映画とするか。

そう考えると急にカンフー映画の修行シーンのような
双剣特訓シーンが一番燃えた気がする。

主人公アルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の家族の話も
ハンターの家族の話(家族を失っている)も
ほとんど描かれず、設定があるのを匂わせているくらい。

そういったものを描きつつ、モンスターを押し出すのはとにかく難しいだろう。
現実世界であれほど大暴れしてしまったからには、現実世界も黙っていない。

もしも続編があるのなら、
あの世界で成長したアルテミスがいるはずだから、よっぽど双剣を使いこなしているだろう。

2はあるのだろうか・・・。



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