見出し画像

【トラブルシューティング】日立の洗濯機(90年代に購入)がC1エラーで止まる

 今から20年ほど前にトランクルームに預けた洗濯機。帰国後にそれを受け取ったのだが、預けた当時の6人家族には必須であった8キロ容量の洗濯機が、シニア夫婦に必要かというとそうではなかった。

新しく小さめの洗濯機を買う前に、とりあえずダメもとで通電してみたら、あっけなく作動してしまった。

「マジかよ..........。新しい洗濯機を買うのを、ちょっと楽しみにしていたのに.....。」

と思った。

洗濯機というものは「大は小を兼ねる」の典型例である。大きい洗濯機はスペースをとってしまうのが難点ではあるが、少量の洗濯物であっても、複数枚の大型シーツであっても、サクサクと洗濯を仕上げてくれてしまうのだ。

とは言え、20年以上前に購入した洗濯機である。そろそろ故障してもおかしくはない。最新の洗濯機もちょっと使ってみたい。

なのに腹立つくらいに壊れない(汗)。

そんな日々を過ごして1年半ほど経ったある日のことだ。

C1(給水)エラーを頻発して止まるようになってしまったのだ。

カナメ「とうとう来ましたか。」

私「給水エラーなのよね。要するに30分以内に必要な水位まで給水ができなかったってこと。これ、屋上タンクからの給水に異常があるんじゃないかと。」

カナメ「パイプが細くなってる可能性はゼロではないけど、水道の水使っていても、そんなこと感じないけどな......。やっぱり壊れたんじゃないの?」

しばらくの間は、エラーが出て止まったら、また最初から設定し直して洗濯して、止まったら濯ぎモードにして、また止まったら.......という感じで、手動で強引に1ステップずつ進めている間に、カナメが洗濯機の物色を始めた。

カナメ「温水は必要だよね。簡易乾燥って必要?」

私「え、いらないよ。私の性格なら、ブザー鳴っても放置して、そのままシワになっちゃう。そもそも温水機能もいらない。すでに温水引き入れているからね。」

カナメ「ドラム式にする?」

私「うーん。一時欲しいと思ったけど、今となってはロックかけられる恐怖の方が勝つから、縦型の方がいいかな。」

そこで初めて今の洗濯機で意外と不満がないということに気づいてしまった。しかも8キロ容量でシーツも問題なくガッツリ洗える。温水を引き入れているから洗浄能力に不満はないし、洗濯槽はステンレスで今でもキレイなまま。

今のところ他の給水設備に問題はないのだから、洗濯機側の問題のはず。ネットで説明書をダウンロードして隅々まで読んでみた。

C1エラーの欄に

「給水口の網にゴミがたまっていませんか?」

という一文を見つけた。

コレね。

画像1

給水栓を止めた上で洗濯モードをしばらく作動させると、この給水パイプ内の水が排出される。その上でこの部品を外し、中にある網を掃除してみた。うまく掃除ができなかったので、ピンセットでガリガリとゴミを掻き出すようにしてみた。それほど多くのゴミがあったようには見えなかったのだが、どうやら膜が張ったような状態だったみたい。

そのゴミを取り出して、パーツを戻し、給水栓をオープンにして、再度給水させてみたら、びっくりするほど大量の水が出てきた...........。

露骨に水量が違っていた。私が吸水口の掃除を怠ったばっかりにこんなことに。

ということで、完全復活!!!

新しい洗濯機を買うプランは完全白紙に戻ったのであーる。

日立の洗濯機を問題なく使っていて、ある日突然C1やC01の給水エラーが出た場合は、この給水口を開けて掃除してみるといいよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?