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【コンロ使わないもん】面倒くさいが餃子が食べたい

 子供が小さい頃。

野菜嫌いの子供たちになんとか野菜を食べさせようと、メニューにみじん切りの野菜を混ぜ込んで、知らず知らずのうちに食べさせる作戦を頻繁に敢行した。ミートソースやハンバーグ(ミートローフ)、餃子などがよく食卓に上がった。

ミートソースの場合、どこまでミートを減らしたら彼らはそれに気づくのかと限界に挑戦してみたこともあったが、誰も気づかなかった.........orz

トマト味ってすべてをブラックボックスにしてくれる(違)。

ゼロミートにしても気づかれない可能性はあったのだが、正直者の私。ウソはつけない。

「節子、それミートソースやない......」

と自分でツッコミを入れてしまいそうだ。が、少しでも(たとえそれが全体の1%でも)ミートが入っていれば、それはミートソースと言ってもウソではない。

餃子の場合は、肉なし餃子を作ったこともあったが、そこに罪悪感はない。誰も「肉餃子」なんて言ってないしっ。

そうやって一回に100個を超える餃子を作ることを特に大変なことだと思っていなかった当時の私。ネジ外れとったんちゃうかと思う。

餃子100個とか、もう二度と作れねーよー。

餃子を食べたいと思いつつ餃子を作るのが面倒で面倒で。誰か包んでくれねーかなーと思っていたところに、「薔薇餃子」なるものの存在を知った。

餃子の皮を3枚並べて、タネを横一列に絞り出し、コロコロと転がして包みあげるだけ。最後にちょっと花びらを広げるように体裁を整えればなおよし。

よし。それを作ってみよう。そしてヘルシオオーブンに焼いてもらおう!

さて、薔薇餃子であるが。

1個目を作った時には、「げっ、意外と面倒やな」と思ったのだが、何個か作っているうちにコツを覚えて、スルスルと量産できるようになった。それでも長年培った餃子包みのスキルの方が格段に高かったようで、中途半端に残った2枚で普通に包んでみたら爆速でできたわ.........。最初から普通の餃子を包めばよかったかも。

本題はそれじゃなくて。

今まで、餃子だけはIHコンロにフライパンを乗せて焼いていたのだ。その方が圧倒的に美味しいからだ。でも今回はある程度の量を一度に焼き上げてしまいたかったので、ヘルシオオーブンにお願いすることにした。

「塩ざけ・塩サバ」メニューを使って焼いてみた。

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なんかね...........。

普段食べている餃子とは異なる食感なのだが、美味しく頂けてびっくり。

上の方がカリカリになるんだけど、油でカリカリにしているわけではないから、油っぽくないのだ。そして一般的な餃子の焼け方とは異なり、軽く乾いたパリパリという音が口の中で響く。ポテチかよ。

一度に大量に餃子を焼きたい時には良い。なぜかカナメが絶賛してたのがちょっと不思議だったな。これなら頻繁に餃子を作って焼いて食べられそう。

さて。中途半端にタネが残ったので、おやきを作成。

HBシロカさんにお願い。

小麦粉200g&水120ccをHBに入れて、「こねる」メニューでスタート。「こねる」モードは5分で終わる。

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生地を取り出して8等分して丸める。タネも同様に8等分して、生地にタネを入れて包んでおく。冷凍する場合は、ベーキングシートで引っ付かないように小分けにして、ジップロック袋に入れておく。食べる時は冷凍のままフライパンへ直行だ。

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おやきの生地の作り方は、中国留学経験のあるママ友に教えてもらったのだけど、粉や水を計量することなく、粉に少しずつ水を追加して、耳たぶと同じくらいの固さにすればいいというシンプルなもの。

ネットでレシピを探してみたら、強力粉やベイキングパウダーを使うものもあったけれど、小麦粉(薄力粉)だけで十分に美味しいものができるので、「小麦粉と水だけ生地」は覚えておくといいかも。かぼちゃの煮物やきんぴらなど、中途半端に残ったお惣菜でおやきを作っても美味しいよ!

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