【コンロ使わないもん】HBで油蔥酥入り食パン
狙って焼いてみたわけではないのだが、さきほど油蔥酥パンが焼き上がってしまい、食べながらこれを書いている。
一昨日に、ベーコンとチーズと黒コショウたっぷり入れて焼いたパンが激ウマだったので、同じものをもう一度作ろうと画策した。
冷蔵庫にあると思いこんでいたベーコンは、そこにはなく。仕方がなく冷凍庫からブロックベーコンを一つとりだして、キッチンにおいておいたのだが、解凍がチラとも進まないうちに、HBから具材入れブザー音がピーピーと鳴った。彼は待ってくれない。すぐに何か投入せねば。
あると思っていたチーズも中途半端な量しかなく、とりあえずそれを突っ込み、他に何かないかと周りを見回すと、ヤツが目に入った。
台湾でたんまりと購入して、冷凍庫にまだたくさん残っている油蔥酥だが、いつでも使えるように少しだけここに入れてある。スープに入れたり、麺料理のトッピングにしたりする。油蔥酥とは、フライドエシャロットである。まぁ味は、玉ねぎのスライスをカリカリに揚げたものだと思えば、ほぼ合っている。
HBのピーピー音に焦った私は、何か具材を入れなきゃと思い(いや、特に入れずにプレーンの食パンでも良いのだが)、この油蔥酥を入れた。たくさん残っているので、ここは大盤振る舞いでドーンと入れた。
その後、外出先から戻ってきたときには、家中が揚げた玉ねぎっぽい匂いで充満しており、あわてて換気扇をONにした。
カナメが「台湾っぽい匂いがするけど、何。」
と言ったので、この香りは彼にとっても台湾を想起させるものだったわけだ。
さて。
出来上がったモノがこれ。どれだけ大量に打ち込んだか、お分かり頂けるかと(汗)。
まさに中華圏で食べた記憶のある「ねぎパン」を思い出させる味である。そして、もうそれしか脳内に浮かばないほどに、ねぎ(葱)である。
ところが、とんでもないことに、私は葱パンも葱クラッカーも大好きで、どうもツボにはまってしまった。日本の家で、HBのボタンを押したら、魔法の様に台湾や香港の味が登場したので、嬉しくなってしまった。
油蔥酥が大量に入っているので意外と重い印象で、一気にどか食いしてしまう心配はない。中国茶を飲みながら、濃い味付けの中華系お惣菜を食べながら、包子を頬張るかのように、ちょっとずつ食べるのが良さげである。
ちなみに、HBを購入した当初は、米粉、ライ麦、全粒粉で天然酵母パンを焼くことを目的としていたのだが、シロカのパンミックスを買って以来、計量いらずで簡単に、かつ完璧なパンができあがることを知り、ついついパンミックスを使ってしまう(汗)。ただし、牛乳(スキムミルクを使うことも)とバター(発酵バターを使うことも)を追加するクセが抜けない。これだけで味にリッチ感が漂うからね。
ちなみに、HBを購入して以来、本当にパンを買わなくなったよ。焼き立てパンも美味しいけれど、ヘルシオオーブンで「焼き立てパンあたため」モードで焼くと、実に美味しいトースト(焼きすぎないで、ほんのり焼き色がつく程度なのだけど、本当に美味しいの!)が出来上がる。わざわざパン屋さんに行こうとも思わないし、ましてやスーパーの食パンを買おうという気は一切起きなくなった。どこのメーカーでも良いのだけれど、パン好きな方は、HBの購入を超絶おすすめしたい。
私が購入したのはこれ。パンミックス付きがお得。
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