なんちゃって7号食でも、そこそこやせたわw
お酒も呑まないし、タバコも吸わないし、車に乗らないから自転車でライトな運動は毎日やっていて、ジャンキーな外食が多いわけでもないし、睡眠はたっぷり&ストレス過多でもない。下痢や便秘、生理痛とも無縁な私。別にデトックスのニーズがあったわけではない。
不要なのは脂肪のみ!!!!!!!!!
このシニアなBODY、エコな基礎代謝に対して、ニッポンの食生活は豊かさが過ぎる!!!!
美味しいもんばっか!
安くても旨いもんばっか!
刺身も旨い。穀物も美味しい。野菜も多彩で肉は臭みなく霜降りから赤身まで全部美味しい。世界中の料理が食べられるが、どれもハイレベル。スイーツに至ってはコンビニすら世界と戦える次元。世界が羨むガラパコス日本のスナック業界の逸品達。全部すべて食してみたい。
胃袋が30個くらい欲しい。
どんなに食べても瞬時に消化して必要な栄養素だけを確保したら脂肪に化けずにそのまま排出できるミラクル消化機能が欲しい。
が。
そんなものはどこにもなく........orz
帰国後の2年間で順調に脂肪を蓄積してしまった。重量にして10キロ。RFAをやっても一時的に筋肉に化けるだけで体重はほぼ変わらず。
痩せたい、but 食べたい。
オーストラリアにいた時には、low carb diet(低炭水化物ダイエット)に成功したこともある。
ちなみにオーストラリアでは、ローストチキンがどどーんと乗っている大盛りサラダなどの単品メニューが豊富で、意外と外食時にも選択肢は多く、サクサクと体重が落ちた。
「なんだ、ダイエットなんて簡単やん。」
とその時は思った。その当時はまだ30代後半だったからね(汗)。
ということで、皆もすなる7号食ダイエット(デトックス)なるものに挑戦してみようと思ったわけよ。
が。
寝かせ玄米というのがもう、個人的に無理..........orz
炊いたごはんを数日間ジャーに入れたままにするなんて衛生的に無理無理。保温ジャーも持ってないし、微生物が大繁殖してそうで考えるだけであかん........。
ということで、勝手に自己流玄米ごはんダイエットをやってみようと思い立った。
お料理される方ならお分かり頂けると思うのだが、作るならば味見せざるを得ず、厳格な7号食などシングルでもない限り不可能である。そこで、ない頭で考えて、ゆるゆる7号食はどうだろうと考えて、検証してみた。
おがばん流ゆるゆる玄米ごはんダイエットのルールは、以下の通り。
1、もち麦(2割)入りの玄米を食べたいだけ食べる。
特に他意はないんだけど、玄米ごはんを炊くときには、常にこのダイシモチ麦を入れるクセがついちゃっているので、あえて避ける必要もないかと判断。
玄米は、時間がある時はコストコオンラインで買える玄米を1時間ほど浸水させてから玄米モードで炊くか、急いでいる時はこの無洗米玄米を使って白米モードで炊く。炊飯器じゃなくて、シロカさん(電気圧力鍋)で炊くのよ。
2、ごま塩と味変用の梅干しが基本
玄米にたっぷりのごま塩をかけて、それにプラスして梅干しをちょこっと。っていうか、そのうちに梅干しの塩分が強烈すぎてたくさん食べられなくなってくるのよね。ちょっとでいいよ。
3、味変はフリーダム(おがばんルール)
本家ではご法度みたいだが、そんなの知ったこっちゃない(汗)。完璧を求めず、最小のエネルギーとゼロストレスで、そこそこの効果を狙う私である。
韓国海苔ふりかけ、とろろ昆布、カレーの日にはちょっとだけカレー乗せ、野菜系のお惣菜を一口だけ等。
変わり種としては、バターやチキンソテー時にできる鷄油&ガーリック&オリーブオイルをちょっとかけてみたり。
どっちみち味見しながら一口ずつ食べちゃってるから同じw
これができると、ほぼ食事においてはゼロストレス。
4、糖分が入っていない飲み物なら何でもOK。コーヒーもラテも玄米茶も飲んでよし。
7号食ダイエットの体験談などを読んだり動画を見たりしたんだけど、皆さんかなり苦しかった模様。
でもね、気づいちゃったんだけど、味変できるなら全く苦しくないの!!!
そして、玄米ごはんは、いくら食べても眠くならないの!!!
玄米にはタンパク質も入ってたりするの!
びっくりしたよーもう。
炭水化物を食べないダイエットの場合、意外と苦しい(経験者談)。腹持ちをよくするために結果的に高カロリーなものをガンガン食べることになり、その食生活がどんどんと気持ち悪くなってくるのだ。便秘とは無縁の私が便秘気味になったりもした。
しかし、もち麦入り玄米を食べている限りは、(食物繊維が多いので)便秘にも下痢にもなりようがなくて、普段食べている量の倍ほどの玄米を食べても、なぜか太らない。そして次第に胃が小さくなっているのか、そんなに食べなくても満足してくるようになったのだ。
おかずはガッツリと食べない代わりに、ほんの少しだけ味変用に何かを食べると、それが何であれめちゃくちゃ美味しく感じられて、脳内から「うっわー、これ美味しいわぁ」という妙なハッピーホルモンが出てるんちゃうかと思うくらい。食事に対する幸せ閾値が低いレベルに設定されちゃうのかな。
マジでそう........。
味覚が敏感になるので、たった一口の野菜炒めが「めっちゃくちゃ美味しい」と感じられちゃうのだ。野菜は甘いし、油そのものも美味しく感じちゃう。
ダイエットもデトックスも、実際にはそんなに厳格にはできないもんよ。日々の生活にはイレギュラーなイベントが多々ありえるからね。厳格にできないならばやらない方がマシかというと、そんなことはなく。
カナメにつきあって外食にも行ったが、量が少なそうなメニューを選んだりはしたが、そこそこ食べちゃったりもしたよ。厳格にやろうとすると、逆にそれがストレスになっちゃうもんね。
その結果、10日間で簡単に体重が3キロ落ちた。
今までどんだけ食べてたんや!と思うほど。
私ったら、すごいことを発見してしまったかもしれないw
太る原因は、炭水化物の過剰摂取だとばかり思ってたよ。
ちゃうねん。
シニアな私にとっては、体を作るためにガッツリと栄養素を取らないといけないなんてことは一切なく。
肥満化する根本原因は、単なるカロリーオーバーだったってこと........orz
カロリーとは、実は「おかず」にこそ、大量に潜んでいたのだ!
そして、食糧問題や環境問題云々と騒がれている時代に、お肉ばっかりガッツリ食べるダイエット法に対して、なんとなく抵抗があったのだけど、それだけが解じゃないと理解したよ。
そして、白米を食べている時は、生卵、海苔、ふりかけ、漬物などなど、何杯でも食べられてしまったりする割には、すぐにお腹が空いたり、意外と満足感が得られなかったりするのに、玄米ごはんだと満足できたりする。
その理由は、「玄米には人体に必要な栄養素がうまい具合に入っているのではないか」と感じたのだ。そこが白米よりもGI値が低い理由でもあるのだろう。
なんというか.......食料問題、解決しちゃいそうでコワイ.......。
成長期にある子供や若い人たちは別として、基礎代謝がガンガン落ちている老年期以降の人にとっては、日々の食事なんて
玄米にごま塩ふったものをベースに、ほんの少しのおかずで良い
わけよ。
とはいえ、食事は栄養とエネルギーを摂取するだけではなくて、娯楽でもあるので、一切の娯楽的要素を削ぎ取るべきだなんて思わない。
そこで知見をば。
玄米ごはんベースの食事を数日ほど続けてみるだけで発見があるかもしれないので、ご興味のある方は是非トライしてみてね。
ポイントは、お腹が空いたら玄米はいくらでも食べていいということ。私の場合はもともと朝食を食べないので、一日二食たっぷりと味変ありで玄米を食べる(一回に玄米ごはんを二膳くらい)という生活を続けただけで、サクッと体重が落ちたので、これはいけるなと思ったよ。
ところで。
先日、参鶏湯風スープのトッピングにしようと、ベトナム食材店で買った「油條ミックス粉」で油條を作ったのだが、久しぶりに食べたそれが激うま過ぎて、思わず一気に数本食べてしまったのだ。
その後..........。
血糖値スパイクを起こしたみたいで、昼間っから泥のように眠ってしまったのよ。
怖すぎる.......。
久しぶりに食した精製小麦粉がもとで、急激に血糖値の上昇が起こってしまい、ちょっと病的な睡魔に襲われてかなり自分でもコワイ思いをしてしまった。
高GI値のものを単独で大量に食べるようなことは絶対に避けようと誓ったよ。
お役に立てば!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?