【シニアdeゲーム】Factorioにドハマり(中毒性あり)

 昨年から子供達がプレイしているゲームに、Factorioというのがある。

 詳細については知らなかったのだが、皆で一緒に工場を建てたりするゲームらしい。シムシティという単語が脳裏をかすめたが、横で聞いていたカナメが一言、

カナメ「Dr.ストーンみたいなもんか」

などとのたもうた。アニメじゃない。ゲームだよ、ゲーム。

バク「うーん、ちょっと違うんだけど、まぁ似てるとこもあるかな。今日、セリちゃんと一緒にやるから、ちょっと見る?」

ということで、見学させてもらうことになった。

 が、平日は仕事(ほぼリモート時々出社)をしているボーイズが揃うまで時間があるということだったので、長女のセリが私たち向けにチュートリアルをしてくれることになった。

 彼女は人に何かを教えるのが実に上手い。ゲームを教えるインストラクターという職業があるなら、それが天職かもしれないと思う。シニアにゲームを教えてイベントを企画する会社でも作ったろうかと思うほどだ。私、経営者、キミ、労働者ってやつ(違)。

 ゼルダの赤ボコくんにも恐れおののく私のために、彼女が新たにビギナー向けチュートリアルの環境を作ってくれた。

 設定としては、こういうことらしい。

1)未知の異星に不時着して、そこから脱出するというミッションあり。最終的にはロケット作成でクリア。

2)素材を採取し、それを使って部品を作り、それを組み合わせて完成品をつくる。文明を自分で作り上げる、でもノウハウは知っているみたいな感じね。完全にDr.ストーンやん。

3)最初は人間が自分の手で素材を採掘したりするが、それをうまいこと自動化し、大量生産のシステムを作り上げる。

4)ノーマルモードでは、異星で勝手に工場を作っている設定なので、汚染が発生すると、それに怒ったその星のジモティ(昆虫っぽいもの)から襲撃されたりする。そのため戦う武器を作って彼らを駆逐するもよし、クリーンエネルギー転換を測るもよし、らしい。

5)ピースフルモードでは、ジモティは攻めて来ない。かつ私用には、スタートラインに天然鉱石が豊富な設定にしてくれたらしい。

6)PCゲームなので、基本的に使うキーは、AWSDキー(それぞれ←↑↓→キーに相当)で、抜ける時はEscキーEやらTやらRやらも使う。ショートカットも覚えた方がいいみたい。ちょっと無理ゲー感が漂ってきたが、話を最後まで聞く。

7)こういうゲームはwikiを見てやればいい。

ということだ。

グループでやる時には、discordアプリを使って音声を含めたチャットでコミュニケーションをしながら進める。今回のチュートリアルもdiscordだったが、私のFactorio画面を共有しながら教えてくれた。なかなかシームレスにアプリ間の連携が出来ていて素晴らしい。この辺りは日本のメーカーは、完全に蚊帳の外な感じ。

ゲームはSteamで購入。3000円だった。バク曰く、プレイ時間が2時間以内で、かつ購入から2週間以内ならキャンセル(返金)可能らしい。

さて。

ちょっとやってみて分かったことは、とにかくwikiがキモ。これないと無理。

 でもこれを読むと、本当に誰でも始めることができるので、真面目に読むことが大事ね。

まずは、このページの通りにするのだ。

 与えられたミッションをただ愚直にこなす&目標を共にする仲間と協力するという昭和生まれプロジェクトⅩ大好き地上の星のイントロですでに涙の私にはグサッと刺さりまくりの内容になっておる。

やるしかないやん。

 余談だが、私がこれを開始する前日に、セリのチュートリアルを最初に受けたのはカナメだ。アーリーリタイアメントをして毎日家で何をやっているか不明、いつボケるかと思うと恐怖で寝られないという気持ち(勝手に想像)の長女セリが、「パパさんも、ちょっとこういうのやってみたらいいよ」と丁寧に教えてくれた。

途中、何度も、

カナメ「バンリちゃん、代わって。オレ、何がおもろいのかわからへん。眠たい。これ、絶対お前向き。」

と白旗を上げていて、最終的に返金処理しようという話にまでなっていた。

カナメは、ペーペーの新入社員の頃よりも、マネージャーになってからの方が水を得た魚の様だった。自分が動かず人を動かすのが得意(好き)なヤツってほんまにいるんやな。私なんぞ人に動いて頂くなど無理無理自分でやっちゃった方が早いと思う真逆のタイプ

つまり、合う人と合わない人が明確にいる。

カナメ「なんで自分の大事な時間を使って、こんなチマチマした(お金にもならない)ことをやらないといけないのだ。わけがわからない。」

一日やっただけで、すでにドはまりしている私を彼は「ネト廃」と呼ぶようになった(汗)。うるさい。

セリ「ママさん、わかる?例えばママさんが、あともう少しで発電所ができるなーと思ってコツコツやっていた時に、いきなり電源落とされたら殺意覚えるよね(笑)。まぁ子供が親にやられているのは、そういうことで。」

バク「Factorioならいいんだよ。まぁオートセーブされているし、立ち上げたときにそこから始められるから。でもLOL(League of Legends)なんかさ、5対5で戦っているわけで。突然ネット切られたらチームメイトに迷惑かかるだけじゃなくて、相手チームも嫌なのね。ゲームがつまんなくなるからさ。」

カナメくん、なんか言われてるで。親と子の過去の修羅場のあんなのこんなのを、みんな覚えているねぇ。殺意を抑えられる理性があってよかったね、うちの子供たち(汗)。

 次回は、Factorioプレイのリアルについて書くよ。まだやってみていない方はぜひぜひトライしてみましょう。3000円で一生遊べそうよ(汗)。

 ちなみにこのゲームは、チェコの会社が開発したもので、2013年にクラウドファンディングで開発が公開されて、正式リリースは昨年度なのだが、α版は早々に出ていて、末っ子のバクは4年ほど前からやっているらしい。




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