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ゲームに実況付きモードがっ!!

 今のところ、若者トレンドの情報ソースは、自分の子供達である。そして彼らの情報はゲーム業界およびデジタルコンテンツに偏っておる(汗)。

イマドキのファッションとか、高級カーだとか、若者が騙されがちな暗号通貨や不動産の投資話とか、そういうものには一切の関心がない。騙されなくていいのだが。

メンタル病まないレベルでホワイトにお金を稼ぎ、必要なデジタルガジェットと推しに時間とエネルギーと経済的価値を投入できるライフが最高なのである。

時折、バブル世代ど真ん中で生きたカナメくんは、彼らに対して

「金持ちになりたいという欲はないのかっ」

と檄を飛ばしたりするが、これはあれだ。典型的な馬耳東風、暖簾に腕押し、豆腐に鎹。何度となく「部屋を片付けなさいっ!」「ゲームやめろー」と大声を張り上げた自分の状況を客観的に見ると、こう見えるのか(滝汗)。

彼らに欲がないわけではない。偏愛の対象が変わっただけさ。

でかい家も高級車もタダでくれると言うなら有り難く頂戴するけれど、そのためにメンタル病むまで働くのなんてナンセンス、だと私でも思うわ。

とにかく、私の情報ソースがそもそも偏っているために、私から見える若者感も相当に偏っているはずである。

高校生の時にビジネスの授業をとり、内容が実学であるからか無勉強で割と良い成績をとってしまっていた末っ子のバクくんは、ゲーム業界のネタに事欠かない。彼のニュースソースが主にRedditというのがまぁアレだけれど、彼の情報から早々にテンセント株を買い、売り抜けた私としては、どうしても彼の言葉に耳を傾けざるを得ない(違)。

バク「ママさん、格(闘)ゲーって分かる?」

私「まぁ、スマブラみたいなやつのことやろ。」

バク「まぁ、そうとも言えるんだけど、もっと古くからあるやつで、ストリートファイターって分かる?」

私「おおおお、それって世界のウメハラさんがやってたやつやろ?早々に本を買って読んだわ。」

10年ほど前に読んだのは、この本。当時の感覚で言うと、ハタチそこそこの人なのに、すんごいストイックやなぁと思いながら読んでいた記憶が。

バク「そうそう、そういえば彼はまだ現役のプロゲーマーなんだよね。確か40歳くらいなのに。」

ええええええええええええ。脳内ハタチそこそこの彼がすでに40歳超で、ハタチそこそこの我が子には、サッカーのカズみたいに「まだ現役で頑張ってるヒト」的な扱いになっているのか?

オレもアラ還になるわけだよ、全く(汗)。

バク「で、その最新版の機能がすごい。マジですごいから見てみて!」

と言われて見てみたら、衝撃を受けすぎてカプコンの株価を確認しちゃったくらいw

プロによる実況モードをつけられるのだっ!!

日本語の実況者についてはこちら。

この臨場感ったらないよね。なんてったってプロの実況者だもん。

もちろん、自分のプレイを遠隔地からリアル実況してくれるわけではなくて(そんなのいくらかかるんだよっ!!)、膨大なシチュエーションを想定して、録音したものを適宜(試合の状況や使った武器に応じて)再生して、違和感なくつなげているのだ。

ボディビルをやられている方は、あの掛け声が醍醐味らしい。

それと同じで、ゲームプレイにプロの配信が被ったら、それはもうテンション上がって当然。シンプルながらも、プレイヤーの満足度を高めるのに非常に効果的なテクノロジーである。

とうとう、ゲームの世界もこうなってきたのか、とびっくりしたよ。

ところで、この記事を書くにあたって、一年以上前に書いた下書きを仕上げて公開したのが、こちら。

もちろんコミュニティが不要になったわけではないけれど、自分のプレイを実況してもらいたいという欲求は、ゲームの機能に組み込み可能となったなら、次第に解消されてしまったりするのかもと思ったり。

色々なテクノロジーが、色々なシゴトを駆逐して行ったりするのだけれど、実況機能も、そういうものの一つだったりして。

ゲーム業界は、まだまだ目が離せないね。


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