髪の毛切りに行ってきた&咳マネージメント

年末年始に台湾にいて、台湾の緊迫した&めっちゃセンセーショナルな効果音つきの報道を見まくったせいか、年明けに帰国した私は、すでに外出自粛モードで、外食を一切しなくなった。

この4ヶ月ほどの間、テイクアウトを数回利用したが、デリバリーなんてやってくれるエリアでもなし、毎日家の中で生活を完結させていた。

長年、在宅仕事だったので、私自身のライフスタイルは、カフェワークしなくなったことを除けば、ほとんど変わっていない..............。時々、海外や都心に出ていくことはあったのだが、それは私にとっては脱日常の世界だから、基本的にあまり変わりばえしないとは言える。

私は、私自身の肉体は田舎にいるにも関わらず、ネットの情報をくまなくリサーチするので、日本の首都圏のニュースはもちろん、外国のニュースにも目を通す。

脳内はグローバルスタンダードと共にあるのだ!

世界中がロックダウン、またはそれに準ずる状況にあったわけだが、そこから少しずつ解除や緩和の動きが出てきているのに伴い、

美容院や理髪店が混み混みになってる

というニュースに目が止まった。

やばいやん。混み混みになって予約がいっぱいで1ヶ月待ちになったら大変!と思い、いそいそと予約して(瞬時に予約とれたがな)マスクして出かけて行った。

店長さんがお一人でされている美容院なのだが、この期間どうだったのかなと思ってお話をしてみると、「特に休業要請されていたわけでもないし、もともとこの通りも人はまばらだったからね、変わらないかなー」とのことだった。

ほんっとに田舎だったのね.......いや知ってたけどな.......orz

カナメは某都銀の支店に行く予定があったので、なんちゃら宣言も解除されたことだし、久しぶりにお買い物を兼ねて出かけることにした。

.........県庁所在地までな...........

ここに来るまで全く知らなかったのだが、田舎って都銀の支店が全くない!!!!県庁所在地まで行かないとないっ!!!!!

昔なら、引っ越してきてすぐに地銀に口座を作ったかもしれないが、私の場合は、すでにネット銀行がメインバンクになっていて、特に不便もないので口座を増やすモチベーションがない。都銀に口座は一つあるし、シティバンクの口座も持っていたが、日本から撤退してしまったので、今では「SMBC信託銀行」になっている。そしてこの信託銀行の支店は、めっちゃ少ない。県内にもない。「支店に来い」と言われたら一泊二日覚悟だ。ヤダヤダ。

ということで、カナメは私とは別の都銀に口座を持っていて、郵便でのやり取りでは解決しなかったので、1時間近くかけて電車に揺られて県庁所在地まで行ってきた。完全にお上りさんである。

スタバがあるーっ!!!!!!!

しかも、今日が久しぶりのオープン当日!!

去年無駄にスタバのカードアプリに課金したままだったので、久しぶりに使う機会があってよかったわい。ここでカナメの手続きが終わるのを待った。ちなみに私の住むエリアにスタバなどない。

Social Distancing的なアレで、席が間引かれていて、いつもは4人席に一人で陣取るところ、小さいテーブルと椅子が1つという状況に強制的に置かれてしまった。

珈琲好きの私にとって、スタバは珈琲が美味しいところという認識はない。が、カフェの雰囲気は好きで、吸い寄せられるようについつい入ってしまう。久しぶりにアイスラテ(トール、ダブルショット)を注文して飲んでみたら、

めっちゃ美味しかった..............

味覚って純粋に味の絶対値を測定できているわけではない、ということを悟ったわ。数ヶ月ぶりに自宅とは違う場所で飲む珈琲が、しみじみと美味しかったのよね。こういう何気ない日常と思っていたものが、今の私には非日常に思えるほど、この数ヶ月間はやはり人間のあるべきライフスタイルではなかったのだ。

でも、すれ違う人のほぼ全員がマスク着用していて、そもそも咳する人もいないし、確かに3蜜を避けながらの生活なら、十分に動いていいような気もしてきた。

人々は非常にお行儀良く、店員さんも隅々まで神経を使っていた。誰かから、何らかのウィルスをもらってくることなど想像もできないほど、人々はお互いに距離を取ろうとしていた。本当に日本人って真面目だ。ここにリスクなどないとすら思えた。

だから逆に「自分が咳をする状況になった場合」の方がリスキーに思えてくる。

私は逆流性食道炎持ちで、その顕著な症状が「長期間にわたる咳」だけなのだ。これがわかるまでに長い間アレルギーの薬を飲んだりもしたが、韓国の内科の先生に「胃潰瘍の薬も出しとくわ〜」と言われて飲み始めたら、即日咳がピタリと止まったので、自分の中では、この咳は、消化器系から来るものだと確定している。

が。

そんなことなど、世間は分かってくれない...............。

少しびびりながらも、電車に乗って街まで行くというのは、多少は心躍るものなのだが、「もし電車に乗っている間に、席の発作が出たらどうしよう......」と思うと気が気ではない。病院に行ってお薬をもらうほど、今現在に症状があるわけではないのだが、カビとダニのアレルギー反応を起こして咳き込んだこともある。理由はどちらと特定できないものの、バスや電車で突然咳き込むことも時にはある。

咳込むことが、恐怖なのだ。

まさか背中に「逆流性食道炎の咳です。感染症ではありません」と書いて貼っとくわけにも行かず、一人悶々としていたのだが、とりあえず前日に万全を期す必要がある!と思い、なぜか家にあった太田胃酸を飲んでしまった。

胃液が上がってこなければ、咳込むこともないのでは、という仮説を立てたのだ。

この事前準備が功を奏したのか、往復の電車内で、咳は一切出なかった。良かった!!!!!

私は大阪出身だから、当然、鞄の中に飴ちゃんを忍ばせているが、いざとなったら飴玉一つで咳がおさまることはない。

この咳を止めるソリューションがあるなら、めっちゃ売れるだろうな......と思いながら、退勤ラッシュの時間に重ならないように、そそくさと戻ってきた。

咳マネージメントは、これからの時代には重要なのかも。

さて、子供たちの住む首都圏も、解除まであともう少しだね。海外に行くのは当分無理そうだけど。


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