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【ジムリノベ】構想から丸2年!ようやくサウナを設置したよん!!

 私たちは、人が住まなくなって十年以上経ち、ほぼ廃墟化していた6階建てのミニビルを生活の場にしている。エレベーターのメンテナンスコストが目下の悩みの種ではあるが、50代半ばでFIREした夫のカナメとフリーランサーの私が、旅する余生の一拠点として、とりあえずの荷物の保管倉庫として、ワンフロアをリノベしたのが3年前。

ご存じの通りのコロナ禍で地元に足止めをくらうことになり、その間にチマチマとワンフロアずつリノベに取り掛かった。

第一弾が、居宅フロアの5階を大幅リノベ。元々は子供部屋と書斎があった。

第二弾が、義父母が生活していた和室ベースの6階のリフォーム

第三弾が、水漏れトラブルを起こしていた屋上の防水加工を兼ねたリフォーム

そして第四弾が、かつてはテナントが入っていた事務所フロアの4階を、ジム&リラクゼーションエリアにすべく大掛かりなリノベを行った。

そして、この度、ようやくサウナを設置するに至った。その経緯をば。

当初から「ジムエリアには熱々サウナと浴槽(水風呂)を設置して整うってヤツをやってみたい!!」

と息巻いていたカナメの説得に、2年も要した私。

私「うちらの年齢で、ロウリュサウナと水風呂のセットは、生死に関わるので全力で却下!!!!!」

カナメ「そんなことないって。みんな整うって言ってるやん。オレもあんなのやりたい!!」

幼稚園児か。少しは頭を使いたまえ。

私「悪いことを言わないから、遠赤外線サウナにした方がいいよ。温熱療法とかにも使われているし、高齢者の健康維持のためにもお勧めされたりしてるし。」

カナメ「それ、真っ赤なウソやって言ってる人いるで。」

こういうウダウダを延々とやっていた。

屋上にテント式サウナを設置するなんて面倒なことは絶対に続かない。少なくとも電気スイッチをONにするだけで使えるオペレーションの容易さがないと、絶対に使わなくなるもんね。

そうこうしているうちに、私が淘宝網(taobao.com)で遠赤外線サウナを検索し始めた頃から風向きが変わってきた。めっちゃくちゃ安い。高いのは日本の港に到着してからの送料の方である。壊れた場合にも、パーツ交換は難しくなさそうだったので、中国の工場から個人輸入する計画を立てた。

ちなみに海外(英語圏)にも輸出されていて、レビューもなかなか良く、見れば見るほどチャレンジしたい気持ちが湧き上がってきた。とはいえ、ネットの掲示版で輸送途中にフロントガラスが割れていたという書き込みも見つけた。

うーん、どうしよう。

そこでカナメが斜め上のアイデアを出してきた。

カナメ「このシステムだけって買える?」

実際に加熱するパネル部分やスイッチなども、個別に販売されているのを見つけた。

私「パーツあるね。しかもアホみたいに安い。確かにこのパーツだけを取り寄せて、ボックスは自分で作るっていうのはできるかも。でもさー、このフロントのガラスドアが曲者っぽい。これを日本で発注すると逆に高くなりそう。オール木だと息が詰まりそうやない?」

こんな会話をしながらも、カナメはテントサウナを買おうか、DIYでサウナを作ろうと計画を立てていた。

遠赤外線サウナを買う未来は来ないのかなと思って、私はこれを買ってみた。

同梱のカバーは2種類。無地とコレ。個人的にコレが気に入ってるw

買ってから気づいたんだけど、私って、特にどこか痛いとかないんだわ〜。

なので使ってみても「温いわー」とは思っても、患部の緊張が取れて痛みが緩和するといった実感を得られずにいた。

それでも腰が痛いと言った末っ子バクの腰を温めてあげたところ、気持ち良さげにそのまま寝てしまい、その後も肩や腰が痛いとこれを使いたがった。

さてさて。

私には、体内で石を生成してしまうという特技がある(汗)。いや、単に腎臓結石だったり、尿管結石だったりの持病があるだけなのだが、5年に一度くらいの割合で、激痛が襲ってくるのである。

帰国して日本の食事に堪能しまくって外食続きだったのが悪かったのか、昨年度に派手に結石の激痛が襲ってきた。まず左側が痛み、縄跳びゲームに興じたのが功を奏したのか自然排石したのだが、その一ヶ月後に今度は右側が痛んだ。

縄跳びゲームって、これね。

その時にこの温熱治療器を使ってみたのだが、結石の痛みが消えるほどの効果はなかったわい。

ただし、体が冷えているとさらに痛みを感じやすくなることは実際にあった。そんな時に温めると少しリラックスして眠れたので、全く効果がないわけではなさそうだった

遠赤外線の効果なのか、単に温めるだけで良いのか、その辺りは全く不明ながら、筋肉が緊張しているならば、それを緩める効果はありそうだということが、実体験から分かった。

ここで私個人は遠赤外線サウナについての興味を失った。もうこれでいいと思ったのだ。

ただ、高温サウナから水風呂というルーティーンを日夜繰り広げられたら、簡単にカナメくんの寿命が縮みそうなので、それだけは拒否しておいた。どうしてもサウナを買うならば、遠赤外線サウナ以外は却下と強く伝えた。

カナメ「バンリちゃんの言うことは分かるんだけど、オレらよくサウナに行ってやん(香港の賃貸物件にはクラブ会員権が付いていることがあり、それでよく利用させてもらったんだけど)、オレ、プールで泳いで(ミスト)サウナに入って寝るとめっちゃ寝られたんだよね。でも遠赤外線サウナでも寝られるのかどうか分からない。試してみないと。」

こういう時に田舎住みだと選択肢があんまりない。都会なら遠赤外線サウナを体験できる場所なんていくらでもありそうなのだが。

ということで、神戸まで行ってきたの!!

この店舗までお伺いして、いろいろとお聞きしてみた。

そこで一番びっくりしたのは、最も小さい(安い)サイズのものをお勧めされたこと!

ゆったりサイズ、または二人用を考えていたのだけれど、お勧めされたのはコンパクト。その理由が、パネルの配置と空間が狭いことで得られる圧倒的な温まり感。実際に体験させて頂いたのだけど、確かにガラス戸側にお腹を向ける広いタイプよりも、大きなパネルが体の前面に来る横坐り(コンパクト仕様)の方が、効果は高そうだった。

ただし、このサイズだと100Vしかない。我が家にはサウナ用に100Vと200Vの二つのコンセントを設置しているので、若干勿体無いなと思ったのだが、仕方がない。

中に入ってみたら、想像していたよりも熱々だったけど、そんなに閉塞感は感じなかった。

ということで、楽天ポイントをたっぷりと稼げる日程に購入して、すぐに届いた。

続編へ続くw


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