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【勝手に商品レビュー】LODGEのラウンドグリドル26cm(L9OG3)

 うちのキッチンには、据え置きのコンロがなく、IHのポータブルコンロがあるだけである。そしてカナメと二人暮らしなので、お鍋も必要最低限の数で回している。フライパンは、コストコオンラインで買った、20cmのこれしか持っていない。

が、今は授業がオンラインになってしまった大学生の末っ子のバクが住み着いているので、なかなかこれだけでは賄いきれない部分もある。が、基本的には、ヘルシオオーブン、ホットクック、電気圧力鍋のRed Sistersで何とかしのげてはいる。

何度も大きめのフライパンを買おうとしたが、一時的に家族が増えているだけで、通常時には使わなくなるそれを買うべきか否かで長い間葛藤してしまった。

その落とし所として、今までに買ったことがないもので、アウトドアでも使えるものとして選んだものが、ロッジのラウンドグリドルである。

IHコンロでも使えて、アウトドアでも活かせる。

お好み焼きやパンケーキ、錦糸卵やクレープなどを焼く時には、こういうフラットな鉄板が一枚あるといいなと2年ほど買おうか買うまいか悩んでいたのだが、意を決してポチったよ。

長年使っているスキレット(右)と比べるとこんな感じ。

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底の面積の違いによって、配置できる食材の量がかなり大きく異なる。そして、パンケーキやお好み焼きなど「裏表を返す平たいもの」を焼く場合には、スキレットの縁部分がかなり邪魔になってくるのだ。

シーズニングが不要とのことだったので、洗ってからすぐに調理に使ってみることにした。まずは、ビビンパプの上に乗せる目玉焼きから。

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シーズニングなしでOKだったのだが、油の量が少なかったのか、卵が少しこびりついてしまった。フライパンの使い勝手としては、完璧だった。

とりあえず、シーズニングっぽいノリで、冷蔵庫の野菜をちょっとずつ炒めるついでに、チャプチェ作成。

レシピはこちら。

(注:レシピ通りだとチャプチェ自身の味が濃すぎるので、調味料を半量〜2/3程度にするのがおススメ。)

自家製のパクチーをトッピングにしたのだが、まさかのカナメによる「トッピング増し増しリクエスト」が。オリジナルのチャプチェに春菜を使うことはないのだが、めちゃ合うのでおススメ。

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そして、一番使いたかったのが、これ。お好み焼きである。

20cmのフライパンでも、スキレットでもなかなかコテさばきが面倒だったのが、これで一挙解決。そして、スキレットの蓋が、そのまま使える。まぁ見かけの大きさが同じだから当然か。

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「からだシフト」のこの製品、糖質制限をされている方にはめっちゃ良いと思う。これで作っても家族からはクレームどころが、全く気付かれていない。糖質が一切入っていないわけではないのだが、ソースにありがちな「ほとんどが糖」ということではないので、逆に美味しい気がするのは私だけ?

この製品(お好み焼き粉)の最も良い点は、180g入りということ。シニア夫婦にとって、お好み焼き粉の大袋を買って使い切るのは意外と難しい。いつまでも冷蔵庫に入れておくのも場所をとるし、常温保存するとダニ繁殖が怖いし。なので一回ずつ使い切り製品が意外とお得。ちなみにこの製品一袋で、大型二枚、中型三枚くらい焼けるので(キャベツの量にもよるけれど)、すべて焼き切ってから、一枚だけ冷凍して、後日レンチンして食べるということもある。

甘いだけのソースが気になる方は、逆にこちらが良い方も。

これもフツーに美味しいけれど、どちらかと言えば、十割蕎麦を買う方が満足度は高いかも。

話を戻すと、ロッジのラウンドグリドルって、私のように料理がめんどくせーという人よりも、

お料理好き、お料理上手さんが使うと、実にインスパイヤされるフライパンである

と断言できる。シンプルに焼くだけの機能しかないのだけれど、広い面積を存分に使うこともできるし、鉄鍋特有の謎の威力:「焼いただけなのになぜか美味い」を存分に感じ取ることができる。ぶっちゃけお料理が楽しくなる。なぜかというと、この鉄鍋の上で何かを焼くことが、すっごく楽しいからだ。

ということで、お料理をお仕事にされている方、ぜひぜひこれをアウトドアではなく、キッチンで使ってみて!そして買うなら、大きいサイズね!これは絶対にね!!

お手入れは意外と簡単。洗剤をつけずにゴシゴシと洗って、水を拭き取って、油でコーティングしておくだけ。ダッチオーブンの時は、いつも火にかけて水分を飛ばしていたけれど、スキレットは、拭いて油コーティングだけで問題なかったので、それと同じでいいみたい。

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