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数え歌

母の教えてくれた数え歌を思い出していた。
母が自宅近くで数珠玉と呼ばれる草から黒い実が取れたので、乾燥させてお手玉を作っていた。自分が着ていた柄物の肌襦袢や着れなくなった着物などが生地になっていた。母はお手玉のことをおジャミと言っていた。

お手玉には数え歌があった。
最近調べたら、内容がところどころ違うのがあった。
本当はどれなんだろう?

一(いち)で名高き一の宮
ニ(に)は日光東照宮
三(さん)は讃岐金毘羅さん
四(し)は信濃の善光寺
五つ(いつつ)出雲のおおやしろ
六つ(むっつ)村々地蔵さん
七つ(ななつ)成田のお不動さん
八つ(やっつ)八幡のはちまんさん
九つ(ここのつ)こうやの金剛寺(金剛峯寺のことだと思うが?)
十(とう)はところの氏神さん

神様、仏様、東照大権現など、信仰深かったのか?
手毬唄でも歌われるこの歌は、おじゃみ遊びの曲でもある。
こういう古の歌は、消えていくんだろうな。
高野山があったのがすごいな。
日本のよき文化。残っていくといいなぁ。

写真は境内向かって右側にある庫裡(くり)のよこに咲いている
サルスベリの花。なつにピンクの可愛い花を咲かせてくれます。
ミントやバジルなども収穫の時期を迎えてます。

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