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時間と感度

ここ10日ほど、急に仕事が(久しぶりに!)忙しくなり、しばらく忘れていたバタバタ感が戻ってました。いくつかある仕事のうちの不動産に関するものは、このコロナ禍の状況の中でも比較的動いている感じ。この経済の状況にあわせて土地を売りたい人、好機ととらえて買いたい人。そして、相続に関する問題は社会の状況にも関係なく発生してます。日本の資産の大きな部分を占める「不動産」の産業としての大きさを改めて感じてしまいます。

しかし、ふと気が付いてみると、この忙しさにかまけて、「コロナ休暇中」に感じていた「ちょっとしたこと」や、「些細な(でも素敵な!)発見」がさっぱり溜まっていないことに気づきました。
あちゃ~!これはいかん!!(-_-;)
ひとって簡単に環境に順応してしまうんですね。

忙しくなると、感度も下がる。

やっと東京も緊急事態宣言が解除になり、少しずつですが、いちおう元(に近い?)の生活が戻ってくる気配。911や東日本大震災の時と異なり、今回のコロナ禍は(対策はダラダラとは続きそうですが)幸いにも眼に見える物理的な破壊や損害が少ない分、あっという間に人の記憶からも消えてしまいそう。でも、この1か月半に自分が感じた貴重なことを簡単に忘れてしまわないようにしないといけないなぁと改めて思ったりしてます。「忘れてた想い」とか、「あたりまえものに感謝する気持ち」とか。せっかく気付けたのだから、ちゃんと覚えておきたい。「感度」を高く維持するためにも、これからもきちんと「時間」をとっていかなくちゃ…。

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ポストコロナの新しい世界がスタートします。

世界はどう変わるのか、そして自分たちでどう変えていけるのか、実は少しワクワクしています。明治維新や戦後など、概念や常識が強制リセットされた後、日本人の先輩たちは、たくましく、そして必ずちょっとユニークで柔軟な進化をしてきましたよね。変化への適応力が高く、柔軟に新しいものを取り込くことができる日本人の得意技なんだと思います。今度は我々の番。折角の機会なので、私も仲間と一緒に、いろんな楽しい妄想をして、いろんなトライをして、おもしろい進化にチャレンジしてみたいと思ってます。
もちろん、忙しくしすぎないようにしながら。
(すー)


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