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理学療法士をしていて毎日患者さんに姿勢良く座りましょうと伝えています。
伝えるからには自分自身も良い姿勢になれるよう徹底的に取り組んでいます。
姿勢を良くすることによって、腰痛、肩こり、首こりなどの予防になります。
さらに、お腹周りがスッキリして格好良くなれます。
学生さんは授業態度が評価されて内申点が良くなる、かもです。

それでは、現時点で私が考えるベストな方法、良い座り姿勢決定版(2022)を記事にします。
コツは、椅子の高さ、座り直し、それぞれの居場所を理解する、一直線、上に伸びる、です。
(この記事は1700文字程度です。)

こんな人にオススメ

・いい姿勢が分からない
・いい姿勢が長続きしない
・お腹周りを減らしたい
・姿勢を褒められたい

この記事を読みながら、一緒に行なっていくと良い姿勢ができるようになります。
不明点があればnoteのコメント欄かTwitterのリプライ(https://twitter.com/Wellbeing_for_U)をご活用ください。
あなたの姿勢をよくするお手伝いをします。

見出しの後のカッコはTwitterの写真にマークした色に対応しています。

椅子の高さ(青)

椅子に座った時に、膝と股関節の高さを横から見ます。
横から見て一直線もしくは股関節の方が膝より高い椅子をオススメします。
股関節の方が膝より高くなればなるほど、簡単にいい姿勢ができます。
これは、いい姿勢のキモの骨盤の位置をコントロールしやすくなるからです。

お持ちの椅子で高さが合わない時は、椅子の上に座布団やクッション、バスタオルをあてて、股関節が膝より高くなるように椅子の高さを設定しましょう。

座り直し

右足と左足の間隔は握り拳1〜2個程度、素直に股関節の前に膝が来るようにして座ります。
座り直しは、椅子に浅く座り、お尻を片方ずつ持ち上げ、少し後ろに座り直します。
そうすると、骨盤が勝手に立ちます(前傾と言います)
骨盤が後ろに倒れているとその上の上半身は丸くなります。
骨盤が立っていると上半身も真っ直ぐになりやすいです。

それぞれの居場所を理解する(赤)

座り姿勢を横から見ると、膝の下に踵(かかと)、骨盤の上に頭が来るようにします。
居場所を理解したら、その位置をキープできるだけの力は入れますが、足と肩の力はできるだけ抜いてください。
重心の位置をコントロールするだけですが、お腹、背中の力で姿勢を支えます。

一直線(緑)

お尻の穴から喉まで一直線にします。
昔は、骨盤を立ててその上に肩が乗って、さらに耳が乗ると伝えていました。
最近は、なるだけ下からなるだけ上まで、かつ、頭は分離して考えた方がコントロールしやすいので、お尻の穴から喉まで一直線にと伝えています。
お尻の穴を座面に垂直にして、その上に喉が乗るように姿勢の前後左右のバランスを整えます。
お尻の穴から喉まで一直線にできたら、喉の上に頭が乗ります。

上に伸びる(紫)

お尻の穴から喉、頭まで一直線にできたら、あとはうんと上に伸びます。
あたかも、頭のてっぺんと天井が一本の紐で繋がれていて引っ張り上げられるイメージです。
頭の中でBOØWYを流してください。♪♪鏡の中のマリオネット〜♪♪

以上の流れで良い姿勢を取っても、良い姿勢が長く維持できない方は姿勢を保持する筋力の強化が必要になります。
良い姿勢を取っても不快な痛みではなく筋肉痛が出る程度であれば、少しずつ良い姿勢の時間を増やせばそれだけで筋力強化になります。

不快な痛みが出る場合はすぐに中止してください。

毎日コツコツできる範囲で良い姿勢を続けると筋力は強化されます。
他の方法での筋力強化は後日記事にします。


これからもできるだけ分かりやすく噛み砕いてあなたの健康に役立つ情報を発信し続けていきます。

追伸
生活習慣を楽しく改善していこうと考えている方はnoteやTwitterをフォローして頂けるとより良い生活習慣の情報をいち早くキャッチできます。

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