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僕のVTuber遍歴について

春は、出会いと別れの季節。
こんにちは。RMcスタジオ所属のVTuber、西條 悠です。
※『所属』といっても、僕が住む異世界での話で、
読者の皆さまの世界ではあくまでも個人勢VTuberとして活動しております。
ご了承ください。

以前、僕がnoteをはじめるきっかけをおはなししたと思いますが、
今回は、僕がVTuberを知りVTuberを見続け
VTuberになろうとしたきっかけ
そこから描いた、僕自身がなりたいVTuber像について
僕個人の見解も踏まえて、読者の皆さまに共有できればと思います。

また、VTuber遍歴と銘打っておりますが、
今の僕の人生に影響を与えたVTuberの皆さんの中に、
既に引退した方たち及びここで名前を出しづらい方などがいます。

なので、それに該当しているVTuberの方たちに関しては、所謂中の人や所属の事務所の関係者の方々、
Vのファンの皆さまなど、多方面の方達への配慮のため、名前を伏せてお送りします。

本当にその方たちに対して配慮するのならば、そもそもその方たちのことを書かない方が最良な判断だとは思いますが、

「今の僕がここにVTuberとして立っているのは、その人たちの存在があったからなんだよ」と、
そんな凄い人がいたことを、せめて名前を出さなくとも皆さんに伝えたいからです。

エゴだとは思いますが、そのあたりを頭におきながら読んでいただければ幸いです。

また、今回は徹頭徹尾自分語りで、ちょっと(というかかなり?)長めな記事となっておりますので、休み休みで読んでくれればと思います。
目次も用意しておりますので、最後までお付き合いできる方はよろしくお願いします。

1.出会ったきっかけはゲームだった

僕が最初に出会ったVTuberは、
あおぎり高校の音霊魂子さんでした。
人生の三分の二以上をゲームと共に過ごした僕は、約2年前、満を持してスマブラをプレイすることに。
スマブラ初心者だった僕は、少なくともCPUに勝てるような戦術をYouTubeで探していた所、彼女の即死コンボランキングなる動画で
眼隠れ紫髪の可愛い女子キャラ+解説時の澄んだ声に関心を持ちました。
そのチャンネルでのゲーム実況も中々面白いものばかりだったので、
好きになるのに時間はかかりませんでした。

その後、同じゲーム実況系の某部活VTuberグループの動画を拝見し、
厨二だが優しき王『K』の存在を知ることに。
彼が編集しているというその動画は、
「そうはならへんやろ」とわざわざツッコミたくなるノリのいい茶番や、
ほっこりする日常系の物語動画など、
これだけでもアニメが作れるレベルの世界観が構築されていることに驚き、
『VTuber』というジャンルに見事どっぷりはまりました。
その後、様々なVTuberの動画を見ることがほぼ当然のような生活を送ってました。

そしてある日、VTuberがこれほど面白い世界観を展開できるのならば、
僕もその波に乗ってみようと奮起し、TwitterとYouTubeチャンネルを開設。
目指すは魂子さんや『K』さんとの有名な方とのコラボという
やや無茶な目標を引っ提げ、そのスタートを切ろうとしました。

こうして、『VTuber』としての人生が始まる。そう思っていた矢先でしたーー。

2.誰が望んだのか、唐突で最悪な別れ

ーー2019年、春。
僕はある事実を知り、最悪な別れを経験することになりました。

『K』さんらグループの事務所のスタッフたちが、事務所内のいじめ等を告発、
それにより一時期、事務所に対するファンの不信が募りはじめました。
ネットに対して無知だった当時の僕は、「不安ではありますが、信じて待ちましょう(要約)」とTwitterで呟き、
微力ながらもVTuberとして、不安を少しでも和らげようとしました。
後日、事務所から公式に発表があり、一度鎮静化したかに見えました。

その2ヶ月も経たない内に投稿された「ある動画」により、事務所に対する不信が確信に変わり、憤りが膨れ上がりました。
理由は僕の口からは言えません。ここで紹介もしません。
その動画がなにを表していたのかは形容しがたかったのですが、当時は怒りが込み上げてきました。
少なくとも一ファンであった僕にとってあの動画は、
『築き上げた世界観や思い出をぶち壊しかねない』と感じていました。
自分の好きだった『K』さんらの世界が、何の躊躇もなく壊された気持ちで、腹立たしくも悔しく、辛かった。
それだけが、槍のように僕の心に刺さりました。

その後、『K』さんのグループと同じ事務所から、
新たなVTuberグループが誕生しました。
こちらも名前を伏せて、グループ『W』と呼称しますが、
女性5人によるアイドル系のグループでした。
生配信を主軸に活動していた彼女らは、Twitterでの発信にも精力的で、
ファンのリプライにも応じていました。
僕もリプライを受けたその一人でもあり、生配信もリアタイ(リアルタイムで見ること)していました。

しかし、わずか4ヶ月もしないうちにグループ『W』は短い活動に幕を下ろさざるをえなくなってしまい、
ネガティブな僕は「彼女らに対して応援する気持ちが小さかったのではないか」と後悔し、
それがきっかけとなり、自分の『好きになれる事』『好きになる事』に対して疑心暗鬼になっていきました。

けど同時に、

「VTuberの誰かを推す」ということ、もとい、その誰かに向けて「応援」することは、
VTuberのみならず、エンターテイメントの世界では必要不可欠なことであり、
VTuberになくてはならない『支え』になりうることであるという考えに至ったきっかけになりました。

誰かが口にした、「推しは推せる時に推せ」の意味
企業勢のみならず、個人勢のVTuberでも『有名になる』ことがどれほど偉大なことか
そして、活動体制の現状維持など、有名になるためにすべきことがいかに大変か
その全てが『VTuberとファン』の信頼関係
『推される側と推す側』に芽生える絆のような『なにか』を感じ、
互いの存在なくして成せない『VTuber活動』に、
僕は多大なる責任感を感じてしまいました。

3.自分を見つめ直す事にしたきっかけ

ーー2020年、春。
疫病が蔓延し、今までの生活が世界的に大きく変わったこの年に、
僕はVTuber活動に向けて精力的になれなくなってしまいました。

2ヶ月間、外出をしない日が多くなり、
それまでの間、遊び放題だらだらし放題と自堕落な生活を送った結果、
VTuber活動へのやる気が一気に落ち込んでしまいました。
無駄に時間を過ごしてしまったのは、先程挙げた責任感から、
「自分にはできっこない」と臆病になり、次第にやる気が失せてしまっていたのが大きく、
一人で過ごす時間が増えたことで、人との会話の時間も減り、
次第に心狭く、苦しい気持ちで満たされていました。

しかし、そんな生活を送っている中で、
あるVTuberが密かに人気となっていました。
それが、僕とほぼ同時期に活動を開始した(実質同期の)
令和VTuber『レオン・ゼロミヤ』君でした。

彼がどんな動画を出しているのか、是非自分の目で確かめてみればわかりますが、
雑めに説明すると、動画アイデアが突出して奇天烈なものばかりな動画を投稿しています。
(あくまでも個人的な感想です。レオン君、もしコレ読んでたらごめんね汗

そんな彼がチャンネル1周年記念+3Dお披露目の生配信を行うことを知った僕は、
今までの御礼も兼ねて、配信中の彼にメッセージとイラストを送りました。
配信にも参加していた僕は、彼にメッセージを読んでもらい、
「自分が恥ずかしい」と溢した際には、「そんなことはないよ!」と励まされ、
彼の温かさを再度実感することに。
そして、彼が1年間積み上げてきた努力と技術を目の当たりにし、
僕の技量不足を痛感するのでした。

そして9月下旬、自分のVTuberとしての知識、見解、技術もろもろ含め、今後の生活や活動について考えた結果
自分の新たな目標となる『ボイスドラマの製作』を掲げ、
しばらくの間、VTuber活動に休息をとる事を決意。

9月30日に初配信を行い、YouTubeでの活動にしばしの別れを告げました。

長々と話してしまいましたが、僕のVTuber遍歴はここまで。
<=to be continued・・・

(記事はもう少しだけ続きます。_(._.)_)

4.どんなVTuberになりたいのか、先のことについて

さて、僕のVTuber遍歴を長めに紹介してしまいましたが、
これまで、Vの歴史としてはほんのちょっとな事ながらも、VTuberの凄さや影のようなものを見てきました。
さすがにVTuberの全てを見てきた訳ではないので、冒頭でも言った通り、
ここから話すことは僕個人の知見と考えを交えて
僕のVTuberとしての今後についてお話ししたいと思います。
その関係上、「ここ少し違うよ!」「私はそう思わないなぁ」と思うところが出てくると思います。
僕はそこの意見を知りたいと思っております故、その際は是非コメントで教えていただければ幸いです。

まず最初に、

VTuberを名乗る以上、責任を持って活動したい。

「別に責任感持たなくとも・・・」と思う方もいると思いますが、これは僕自身がそうするべき課題だと思っているからです。
前述の2.で挙げた他にも、VTuberの事務所内やVTuber同士のトラブルなど、結構あることがわかってきました。
活動する以上、そういったトラブルを起こさない、もしくは巻き込まれないよう、程よい緊張感を持って活動したいと考えています。
トラブルが起こったら、ファンや関係者の皆さんに迷惑をかけることになってしまう・・・そのことを考慮すれば、慎重に活動する必要がある。
それも理由の一つです。

続いて、

同業者(VTuber)との交流は出来る範囲で積極的に

VTuberの端くれ、というか初心者レベルの僕にとって、
「VTuber同士交流すること=知見を深めること」だと思っています。
場所は明かせませんが、僕はVTuber同士のコミュニティに入って、様々なVと少人数がらも交流しています。
「出来る範囲で」と付け足した理由は、
私生活にも支障をきたさないよう無理しないためと、
付き合いの長いVTuberやファンとの一人一人の出会いを大切にするため。
友人は多いに越したことはないですが、焦って作るものではないですからね。

最後に、

勢いとノリを忘れず!
やるなら、胸を張って堂々と!!!

もうこれしかない。
「ここまで堅苦しく書いておいて今更何をッ!!」と思った、そこの貴方(貴女)。
僕は今まで人に堅苦しいと言われたことは幾度かあります故、この場で言わせてほしい。

僕は、『ノリの良いヤツ』と『勢いのあるヤツ』が大好きなのだ!
故に!大真面目にバカなことをやってみたい!!
だって、そっちの方が面白いでしょうよ!!!

ハァ、、、ハァ、、、
けど、それが出来なかったが故に、一旦YouTubeから退けた身でありました。
今度またVTuberとして、投稿者として、決意を固められる程の力をつけたと思えたその日に、また新たに動き出したいと強く志しています。

5.最後に

と、いうわけで、
僕が今まで見て感じてきた狭く浅めな経験でVTuberのことを語ってしまいましたが、
ここまで付き合っていただき、本当にありがとうございました。
「V歴2年弱しか生きていない小僧が何を語っておるか!」と遺憾に感じた方、
「暗い話が長すぎて読む気しない」と途中から飽きてきた方、
本当に申し訳ございませんm(_ _)m
僕なりに今までの経験やその時思ったことを思い返して書いたつもりなのですが、
言葉遣いや内容など、雑多でお見苦しい点も多々ある僕の記事だったと感じる方もいると思います。
ただ、それでもここで伝えたかったことが、ここまで読んでくださった皆さまに伝わっているのならば本望ですし、
それだけでも、
僕は書いた意味があったと思います。

もうそろそろ記事が5000字を越えそうなので、今回はここでお開きとさせていただきます。
本当に、最後まで閲読いただき、ありがとうございました。

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