ChatGPTにFPができるようになるかの検証〜方言や誤字など表記揺れへの対応〜

ChatGPTがファイナンシャル・プランナーや保険営業の仕事の一部を代替できるかの検証記事12本目です。前回記事は以下です。

今回は方言や誤字など文章の揺れに対応できるか試します。

方言に変換してもらう

私は博多弁以外の方言が話せないので、まずは方言を生成してもらいます。

ぼちぼち?

いや、博多弁になっていない。。

東北出身でないので、秋田弁は分かりませんが、うまく変換できていないのは分かります。。

方言への対応

方言の質問に対して、適切に回答できるか試します。

方言が入っても適切な回答ができているようです。他の方言でも試します。

こちらも回答ができています。とはいえ、ファイナンシャル・プランニングではコテコテの方言が出てくることは少なく、利用者側もある程度わかりやすい質問を行うという前提です。

誤字への対応

これまでと同じ内容の質問で、あえて誤字脱字を入れてみます。

大きな問題なく回答できています。今回の質問は「家計アドバイス」がポイントなので、この単語に「家系」や「アドバンス」といった誤字を混ぜてみます。

今回は、誤字についても一発で大きな問題のない回答が出力されました。

「ファイナンシャル・プランナーのシミュレーションを行ってもらいます。」の影響もあると思うので、それを除いた質問も試してみます。

家系アドバイスは誤認してしまっているため、チャット開始時に「ファイナンシャル・プランナー」という役割をChatGPTに認識させるのが良いかもしれません。

何パターンか試したほうが良いと思いますが、あまりに大きな誤字であれば利用者側の問題とすることも規約でできると思うので、ある程度の頑健性があればサービスとして活用できそうです。

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