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WELD誕生秘話...vol.2

さて、街は決まった。

名前をどうしようかな。

独立を決意した頃から、なんとなく考え始めていた。
目にした気になる単語をピックして、紙のノートに並べていく。アナログ仕様。

簡単に読めて、覚えてもらいやすい名前がいいな〜とイメージしてた。

けど、意味はしっかり込めたいなと。


昔から、男にはこだわりがある。
例えばTシャツを一枚買うにも、書いてあるデザインやメッセージの意味込みでモノが欲しくなる。
背景を知ってこそ、惹かれる。
全然知らないカルチャーのものを身につけるのには抵抗があった。
男子(おじさん)ってみんなそうだよね?笑

憧れのあの3人が言ってたな。
バックボーンa.k.a後骨 って。
最高です‼︎


そんな時、ラジオでたまたま流れてきたキーワードが…(まだ休業中で暇だった)

WELD

“WELDは英語で直訳すると、鉄の溶接ですが、人と人とを繋げる意味があるらしいんです。”  と。


コレだ‼︎‼︎‼︎‼︎

1発で気に入った。

それまでに考えたいくつかの候補は、どれもなんだか自信が持てなかったので、即ボツった。


僕にはゼロからイチを作り出す能力はない。
ゼロイチの人は本当にすごいと思う。

自分で考えた言葉は、もしかしてこれダサいんじゃないかな〜とか思ってしっくりこなかった。

radikoの電波に乗って届けられた、ギャランティ付のこのキーワードに、背中を押された気分だった。



ある日、
代官山supreme、UNCUT時代によく通って大変お世話になっている憧れのT郎パイセンにアドバイスをいただいた。

いつだってカッコイイ先輩は間違いない。
T郎さんの、ストリートブランドと古着をmixするスタイルが大好きだった。
今も真似してます。



まずはデカい画用紙を買いなさい
-ハイ。

真ん中に店の名前を書いて
-ハイ。(WELDと)

その周りを囲うように、お世話になっている方や、好きなアーティストさんたちの名前を書いていこう
-ハイ!(直接の知り合い、知らない、僕という人間が構成されているあらゆる要素となる人たちを書いた)

その人たち同士の繋がりを線で繋いでみたら良いよ
-ハ、ハイ‼︎‼︎




こうして点と線がつながっていく

その線で浮かび上がった図形は…



特に意味はない。


人の繋がりを大事にして、お店づくりを始めようと誓った。



WELD発進。


続く


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