焼そば求道〜入門④
12/22 飲み明け朝飯
東京拉麺
焼そばしんちゃん
これぞメシになる駄菓子。
意外としっかりした麺の歯応え、ソースの味わい。
ミニサイズでも待ち時間はキッチリ3分というのが、感覚的に損した気分になる(笑)
絶賛するほどの美味さはない。
12/22昼飯
ニュータッチ
仙台牛タン風味塩焼そば
塩、胡椒、レモンといえば確かに牛タンでもある。塩焼そばに合わないわけがない。
問題はカップ麺では画一的にチープになりがちな塩焼そばがどのレベルなのか。
いや、文句なしに美味い！
麺の舌触りと歯応えが完璧。
オヤツ感がなく、ちゃんと食事になる麺。
悪いところが見当たらない。
無理矢理に改善点を挙げるなら牛タンチップの形だろうか。
四角よりは丸みがあったほうが牛タンっぽい。
製造工程を考えると四角の方がいいに決まっているが、以前、見た目が及ぼす味への影響を実感したのでそう思ってしまう。
ただこれは強いて言えばの話。現状まったく問題はない。これに焼き目をつけるだけで店で出せるんじゃなかろうか。
12/22 おやつ
日清
ソース焼そば
さすがの貫禄。
黒胡椒系のピリっとしたスパイス感とソース味が絶妙にブレンドされているが、これは冷凍麺とは違う配合だと思う。
粉ソースだがモサモサしすぎず食べやすい。
捨てるお湯をスープにするアイデアは焼そば弁当が先なのかこちらが先なのかは知らないが良い工夫。
あまりの安定感に一工夫したくなってしまうな。
12/22 スタジオ終わりの夜食
金ちゃん
イカ焼そば
イカはアクセント。
牛タンもそうやしカルビとか言ってるやつもあるけど、商品名につけてる割にパンチないねん。
原価とボリュームのせめぎ合いがあるんやろうな。いや、イカはもっといけるやろ。
この焼そば自体はドロソース的な辛みの効いたソースで絶品。麺も美味い。辛みの強いソースはキャベツの甘みと相性が良い。イカに頼る必要は特にない。海の幸感が良いアクセントにはなってるけど、たとえば青海苔を強めにしても同じ効果が得られると思う。商品としてはイカと言った方がインパクトがあるのはわかる。音楽としての良さと商業音楽の売り方、みたいなところか。
トッピング推しの焼そばは全部そう。
焼そば界も難しそうだ。
12/23昼飯
マルちゃん
昔ながらのソース焼そば
何が昔ながらなのかよくわからないが美味い。
粉ソースだと麺によく絡むしスパイス感も出しやすいが、モサモサする。
これに液体ソースを加えることによって油分で滑りをよくし複雑な風味を作ることも可能に。
追いがけの青海苔も良い仕事。
ただ、連続で食べすぎて何が良くて何が良くないのかわからなくなってきた。
今一度自分の中に基準を強く持ち直さねば。
12/24朝飯
マルちゃん
ごつ盛り 塩焼そば
バジル〜？！
パスタ寄りにして、焼そば感は残るのか…？
と思ったけど、心配してたよりちゃんと塩焼そばだった。
バジルの香りは確かに合うし他社との差別化も図れている。レモンではないもので爽快感を出すことに成功している。
けど、この手の変化球はリピートはしないのよ。
ソースのストレート、塩のカーブで三振とりに行ってるけど塩は微妙に回転や速度の違うストレートかチェンジアップの方が振ってしまうなぁ。
ちなみにペヤングはストライクが入りにくいけど変化のエグい球種が多彩というイメージ。
いい勉強になった。
12/24昼飯
明星
評判屋 塩
評判屋のソースは旨みと香りで減塩をうまく実現していたが塩はどうか。塩を減塩したらどうなるのか。
と思いつつ実食。
…やはり黒胡椒押しで来たか。
確かに世間の塩焼そばって黒胡椒焼そばみたいなところあるけども。
確かに塩気を押さえたまま塩焼そばを完成させてきている。さすが明星。
しかし、やはりもう少しローミッドがほしい。
1kくらいは出ているがそこから下は相当がっつりカットされていてパンチに欠けると言わざるを得ない。
減塩で超えるのは確かに難しいと思う。
無駄な足し算をするとバランスが崩れそうでもある。
やはり塩は難しい。
そういえば日清は塩焼そばには手を出していないのだろうか。やはり難しいところなのだろうか。
まだ続く。
愉快な生活苦