焼そば求道5
麺:熊さん 東京つけ麺
具:サバ木頭ゆず水煮缶、キャベツ
下味:塩胡椒、食べるラー油、ニンニク
油脂:自家製鶏油
スープ:缶詰の汁
ソース:なし
トッピング:黒胡椒、ネギ、紅生姜
いただきものの缶詰を見て閃いた。
柚子とごろっとした鯖。
これは、塩焼きそばにするしかない。
思ったとおり、柚子の香りはレモンと入れ替え可能だ。鯖のパンチ力は充分。
麺と一緒にゆがいたキャベツの甘みと、紅生姜の塩味。その対比。
食べるラー油と黒胡椒が協力してできた尖り。
非の打ち所がない塩焼そばができた。
柚子やレモンオイル漬けの鯖缶があれば他のでも良いと思う。
【サバ缶塩焼そば】として殿堂入りさせよう。
鶏油には劣りそうだが、ごま油でも試してみる価値がある。ラー油も入れるので油脂の総量には注意が必要。
麺:シマダヤ/真打 太麺焼そば
具:キャベツ、ネギ
下味:塩胡椒
油脂:サラダ油少々
スープ:なし
ソース:中濃ソース
トッピング:トンカツにお好みソース、からし
焼そば自体は基本の味付けを若干薄めで作り、同じソース味のトンカツをプラスすることでWソースをベースとしたおかずの喧嘩を展開してみた。
麺をバリっと焼いてあるのでカツのサクサク感とも戦えており、キャベツとネギはいい感じにどちらにも寝返る。からしも良い仕事をしている。
口の中で渾然一体となった戦闘演舞曲はカツカレーともカツ丼とも違った表情を見せる。
美味い。
焼そばというより、違った新しい食べ物みたいだ。そしてこれは、二日酔いで食うものではない。
麺:熊さん / 東京つけ麺
具:なし
下味:なし
油脂:ごま油
スープ:鶏ガラスープ、みりん、醤油、めんつゆ、横手焼そばソース、カレー粉
ソース:なし
トッピング:ネギ、ミョウガ、刻み海苔、ガリ、ゴマ
バリっと焼いた麺で、ソースつけ麺。
夏に良い焼そばをと考えていて、冷やし焼そばは発想がつまらんと思っていたところ、これはアリかもしれない。
スープ、ソース、スパイスがほどよく調和していて飽きが来ない。
油で焼いた食感ばつぐんの麺。
この取り合わせが良い。
そばを焼いたので焼そばか…つけて食べる麺だからつけ麺か…と迷うところだがスープがウスターソース風なので焼そば感あり、ということでムリヤリ焼そば認定。
やはり邪道に行くならこれくらい攻めて外しにいくと良い。
麺:熊さん 極太ちぢれ麺
具:キャベツ、玉ねぎ、オクラ、えび、しめじ
下味:塩
油脂:サラダ油
スープ:鶏ガラ、そうめんつゆ
ソース:横手やきそばソース、オイスターソース
トッピング:ネギ、大葉、ミックスナッツ、卵黄、食べるラー油
久しぶりに台湾まぜそばを食べたので、わかりやすく影響されて東南アジアっぽく作ってみた。
まず見た目が良い。
歯応えもバラエティ豊かで楽しいし、
パクチーの代わりに入れてみた大葉が意外と良い仕事をする。
卵黄とオクラの粘りはすべてをまとめてくれ、口内隅々まで旨みの余韻を残してくれる。
何も考えずテキトーにザクザク作ったけど、かなり美味い。
【まぜそば系1】として残しだな、これは。
麺:熊さん 極太ちぢれ麺
具:キャベツ、ネギ
下味:なし
油脂:サラダ油
スープ:なし
ソース:お好みソース、海苔醤油麹
トッピング:青海苔、刻み海苔、炙った味海苔、七味唐辛子
昨日食べた焼そばに青海苔がたっぷり入ってて美味かったのと、冷蔵庫に海苔醤油麹が余っていたので、海苔の一点突破を試してみた。
炙った海苔の香ばしさと、焼いた麺の香りがマッチしたところを青海苔の風味が包む。美味い。
が、麹が割と強かったせいもあるだろうが、海苔があまり主張しすぎると焼そばとしては良い方向に行ってくれないようだ。海苔はトッピングとして適度に足すのが良いらしい。
勉強になります。
愉快な生活苦