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挑戦者紹介 浜中 康晴 さん

子どものときどんな人間でしたか?

一言で言うと「愛嬌のある子ども」でした。
両親が自営業を営んでいた為、母親から「男は愛嬌」と教えられ、近所に人には何時でも愛嬌を振舞っていました。
小学生の頃はボーイスカウトの小学生版のカブスカウトに入り、募金活動や住んでいる地域の清掃活動などの活動をしておりました。

日常のルーティン や ついやってしまうことはありますか?

起床後のストレッチと筋トレ

今までで一番大変だったこと と その乗り越え方をお教えください

大変だったこと:「いつ亡くなってもおかしくない子どもへのリハビリ」

理学療法士時代に体験した、小児先天性心疾患の子どもへのリハビリ、担当したお子さんは生後ほどなくして先天性心疾患と分かり医師からはいつ亡くなってもおかしくないと診断されていました。

お子さんは6年間生きる事ができ自分は6年目の最後の年を担当しました。子どもとご家族の目標は運動会で30m走る事で、そのリハビリ時のお子さんとのコミュニケーションと自身のメンタルを保つことが一番、大変でした。

乗り越え方:「逃げない、全てを受け入れ自然に」

病気も関連し少し発達に障害があったので、通常のお子さんよりもリハビリ時におけるコミュニケーションについては障壁ある状態でした。また、今日・明日の命とあったので当時は計画的に必ずその日の目標を成し遂げる事を念頭において取り組んでいましたが、熱意が変な方向に向いてしまい、リハビリもお子さんとのコミュニケーションも上手くいかず、逃げ出したい日々が続いていました。

その時、お子さんのお母さんから言われたのが「あの子、浜中さんのこと好きよ、だからあの子の事を好きになって、もっと気楽にやってあの子は全部を知っていると思うの病気の事も全てだからなにがあっても大丈夫」。

この言葉を貰った時、もちろんトイレで大号泣したのと同時に自分が患者さんの全てを受け入れる事から逃げている事に気づき、患者さんの想い・ご家族の想い全てを受入れその中でとにかく自然に入れるようにその想いを毎日、日記につけて乗り越えました。結果、運動会での30m完走しました。

今までに学んで大切にしていること と そのきっかけ

学んで大切にしていること:熱い想いがある時ほど、自然体に
そのきっかけ:「今までで一番大変だったこと と その乗り越え方」の乗り越え方での回答となるが、熱い想いがある時ほど視野が狭くなることもあったので。

解決したい課題とその理由

解決したい課題:ベトナムにいる希少疾患の子どもをもつご家族が抱える不安と孤独、医師が抱える不確実性の高い診断を解決したい。

その理由:現在のベトナムは経済成長は右肩上がりになっているが、子どもや女性・障害者などの社会的弱者になりやすい方々への支援は全くされていない。

その中でも希少疾患の子どもに対しては健康な子どもと違い、国からの病気への支援や費用の支援などはされておらず治療法は少なく、薬剤・治療費用も高額、そして病気に関する情報やコミュニティも存在していない為「少ない・無い・高い」の中、今もお子さんご家族は不安と孤独、病気と闘っている。

また、希少疾患の子どもが通院している病院はベトナムでは限定的となり非常に混雑している。(病院の受付から会計まで:1泊2日)その中で医師は診察をしているので医師が一人の患者さんに対応できる診断時間は約3分程度になっている。医師が診察時に得られる情報が限定的となり受診日以外の日常生活の情報が得られない状態にある。

この様な課題をベトナム現地で体感し、日本がもつ母子健康手帳を上手く活用しかつコミュニティを作る事でそれぞれが抱える課題の解決ができ、希少疾患の子どもを守る新たなツールになるのではと考え取り組みを始めた。

これから挑戦したい夢やビジョン"

挑戦したい夢:インドの女の子を守るフェムテックの開発
ビジョン:世界の子どもに平等な医療を届ける


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プログラム期間:2021年9月〜11月
最終ピッチイベント:12/5 20:00~21:30
ピッチイベントは豪華審査員で実施予定です。
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