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自分と向き合う文章術

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文は人なり。文章を読めば、その書き手の人となりが伝わります。つまり、文章と真摯に向き合うことは、自分と向き合うこと。それは、他者と真摯に向き合うことに繋がります。この共同マガジン…
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#エッセイ

LINE交換しよ、と言えなかった~スクリプトドクターの脚本教室・初級編~

ハイ、LINE交換しよ、と女の子に言えないトホホな男です。 ゆうても、その女の子と言葉を交わせるのは、ほんの数分。 職場で顔を合わせるのは、一週間に一回あればいいほう。 その際も予期せぬ遭遇なので、いつもあいさつ程度のやりとり。 なので、LINE交換しよ、というゴールへの道のりの途中で会話は終了。 だって、会っていきなりLINE交換しよ、って唐突すぎでしょ!? あらかじめ決めていたセリフを言っている感、ハンパねー ハイ、言い訳です。 だから、LINE交換しよ、と毎回言えてま

「とある男」から「トホホな男」へ改名したワケ

はい、こんばんわ。トホホな男です。 昨日まで、とある男でした。 実名とは異なる匿名として、どんな表現ができるのか? を確かめるために、先月からこのnoteで投稿してみた結果が分かりました。 当初から薄々感じてたことですが、実名と匿名で投稿の内容にたいした違いは生まれませんでした。 元々、実名でもできるだけホンネに近い内容を書いていました。 それは匿名という立場でも変わりはありませんでした。 ウソは書きたくない、できるだけできるだけ。 そして、もう一つ変わらない

〈名詞〉を拾いあつめよ ~今はじめる人のための短歌入門 岡井隆/著~

はい、おはようございます。とある男です。 共同マガジン「自分と向き合う文章術」の(個人として)3回目となります。今回は「今はじめる人のための短歌入門」から得た気づきです。 常々、私は短歌や俳句をたしなんでいます。 なんて自己紹介で言えたら、カッコいいですよね。 そんな短歌や俳句と無縁なとある男が、とあるきかっけで短歌を詠むイベントに参加することに。 せっかく参加するんやったら、まぁ基本は押さえておきたいな。 少なくともNGワードを使ったりして、恥をかくのはイヤだなぁ。 そ

分文主義~KING JIM ポメラDM200~

はい、おはようございます。とある男です。 この共同マガジン「自分と向き合う文章術」の2回目の投稿にして、いきなり話が飛躍します笑 私は、すぐに話を抽象化し、飛躍させてしまいます。 それはそれでオモロいと言われますが、飛躍させることで満足し、具体的な行動に落とし込めない。 そして、結局なにも実を結ばない。 今思えば、そんな人生です笑 ここから本題です。 作家・平野啓一郎さんが提唱された「分人主義」。 “「分人」とは、対人関係ごとに生じる様々な自分のこと” 自宅