Sigma 60mm f2.8 DN Art購入までの話
文章を書くのが苦手だ。それなのに何故noteを始めたかというと、兄者兼師匠の出羽さんが毎日夜の10時頃にnoteを更新しており、それを楽しみに毎日を過ごすようになったからだ。三日坊主な自分ではあるが、これを機に細々とでも書き続けれたらと思う。
前置きはさておき、今回のレンズ購入までの顛末を話したい。
シグマはマイクロフォーサーズやソニーEマウントで19,30,60mm f2.8の単焦点レンズを販売していた(現在生産終了)。これらは非常に安価でコンパクト、また鏡筒のツルっとした独特のデザインで人気があった。私も幾度となく購入を検討したが、少なくとも19,30mmに関しては似た焦点距離で安価で素敵なレンズが他にも販売されていた(Panasonic 20mm f1.7, 25mm f1.7,Olympus17mm f2.8, 25mm f1.8など)こともあり、購入には至らなかった。
先日、Twitterで三宝カメラ(素敵なお店)の興味深いツイートを拝見した。19,30mmにはカメラオタクがグッとくるストーリーがあったのだ。
高級コンパクトカメラのレンズをレンズ交換式カメラで販売するというのは古来からカメラファンの間では大興奮のネタなのだが、そのほとんどは限定生産で価格も高い。それがシグマの19,30mmなら、ちょいとした飲み代程度で買えるのだ。
興奮して引用リツイートしたのだが、ここでカメラ界隈では有名な『あの方』からの返信が来た。
赤城耕一先生である。買うか迷った機材があるときに赤城先生の記事を読むと、何故か手元に機材が増えている、というのは多くのカメラファンが通った道だと思う。誤解を恐れずに申し上げれば、とても危険なお方なのだ。
買い渋ったところ、そのお方から、追い打ちの一言である。
~2週間後~
中古美品を見つけたので購入してしまった。フード欠品だったが、ハンドリングを考えるとフードがついていても使用しなかっただろう。
写り込みを抑えるためか、レンズ前面の文字がブラックアウトされている。ミラーレス時代のミニマルなデザインといった趣でとてもも素敵だ。
購入してから3週間経ったが、毎日持ち歩いており、シャッターを切る度にワクワクしている。我ながらとてもいい買い物をしたと思う。赤城先生ありがとうございます。
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