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※あくまで個人の感想です。#2

そらにはもう、もどらないつき。
(ぶらんこ / リーガルリリー)

恋の終わり。主人公が空を見上げます。そこには月が浮かんでいてもう戻らないことを悟ります。月は不可逆的に空を動き続けます。少なくとも一晩という短い周期の間では戻ることありません。それは満ち欠けも同じ。
長いスパンで見れば、月は元の位置に戻ります。でも、恋に終わりの近視眼的な視点ではそれは見えないのかもしれません。
それにしても、「もどらないつき」とは。
月を見上げたときに「戻らない」と思う感覚に脱帽です。




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