メンテナンススタンドって?

今回はメンテナンスをする上であったら便利なメンテナンススタンドについて。

メンテナンススタンドと一口に言ってもプロのメカニックが使っているスタンドから保管するときにも使えるスタンドまでいろいろあると思います。

そこで今回はそれぞれのメリットデメリットをまとめたいと思います。

まずはメンテナンススタンドの種類から。
メンテナンススタンドには以下の種類があります。
・リアホイール固定式スタンド
・ステー持ちスタンド
・フォーク固定式スタンド
・シートポスト持ちスタンド

ではそれぞれのメリットとデメリットを挙げていきましょう。

まず、リアホイール固定式スタンドについて。
これは使っている人が一番多いリアホイールの固定部品(クイックリリースorスルーアクスル)に取り付けるスタンドです。

MINOURA JAPANより引用(http://www.minoura.jp/japan/storage/single/ds-30mp.html)

メリット
・スタンド自体が軽量で持ち運びしやすい
・スタンドを使わない時もコンパクトになるので保管場所を取らない
・比較的安価なものが多い

デメリット
・地面(床)に自転車を置いてメンテナンスすることになるので干渉しにくい箇所がある
・固定部分の種類や形状によって使えるものが限られているため固定方法やクイックリリースが違うバイクに使いまわせない
・洗車する際にホイール周辺の狭い部分に干渉しにくい

次にステー持ちスタンドについて。
これはレース等でちょっとバイクを立てておきたいときに使う人が多いかと思います。

MINOURA JAPANより引用(http://www.minoura.jp/japan/storage/single/ds-532-600l.html)

メリット
・スタンド自体が軽量で持ち運びしやすい
・ホイールの固定方法やクイックリリースの形状によらずどのバイクでも使える
・洗車の際にホイールを外して洗車することができる

デメリット
・スタンド自体の重量が軽すぎるとバイクをかけた後でも倒れやすい
・地面(床)に自転車を置いてメンテナンスすることになるので干渉しにくい箇所がある

次にフォーク固定式スタンドについて。
これはツールなどに出場しているチームのプロのメカニックも使っている上記の2つよりもより作業がしやすいものになっています。

MINOURA JAPANより引用(http://www.minoura.jp/japan/tool/repairstand/rs-1800.html)

メリット
・バイクを自分の目の前の高さで触ることができるので楽な体制で作業ができる
・洗車の際に前後のホイールを外して作業ができるので細かい部分まで干渉しやすい
・最近のものだとクイックリリースとスルーアクスルの両方に対応しているものがほとんどなのでどのバイクでも使える

デメリット
・比較的高価
・重量があるので持ち運びにはあまり適していない
・かなり大きい(畳んでも大人の身長くらいの大きさ)ので作業をするときも保管をするときも場所を取る

最後にシートポスト持ちスタンドについて。
これもプロのメカニックが良く使っていてどちらかと言えばプロショップでよく見かける印象が強いと思います。

MINOURA JAPANより引用(http://www.minoura.jp/japan/tool/repairstand/w-3100.html)

メリット
・シートポスト部分を固定するのでホイールの固定方法によらずどのバイクでも使える
・重量を量ることができるものもある
・バイクを自分の目の前の高さで触ることができるので楽な体制で作業ができる
・洗車の際に前後のホイールを外して作業ができるので細かい部分まで干渉しやすい

デメリット
・比較的高価
・重量があるので持ち運びに適していない
・かなり大きい(畳んでも大人の身長くらいの大きさ)ので作業をするときも保管をするときも場所を取る
・固定箇所を誤る(トップチューブでの固定等)とフレームを壊す可能性がある

私が使った感じでそれぞれのスタンドのメリットデメリットは上記のようになります。

もちろんそれぞれ一長一短ですし、住んでいる場所の広さの問題もあると思うので、どこでどのように使うかによって使い分けたり選択できたらいいですね。


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