2019_07_夜風

夜風___

ふと目が覚めて何か足りなくて、
愛で満たすあてはないから、靴を履いた。

ずっと楽しい夢を見てるつもりなのに、
治らない風邪には効かないから、ドアを開けた。

今を忘れていられる今にずっと憧れている

夜風と逆向きの命に手をひかれ
忘れたいことは呼吸に掻き消されてく
夜風と逆向きに走る
髪はなびいて

この道をまた行く

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