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「待ち人」


暖かいのか寒いのかわからない。いかがお過ごしですか。
これを書いているとき、外ではホーホーと鳥がないて遠くで雷が落ちました。

ゆったりとしたハープ弾き語りです。
ギターで作った曲をハープに直しました。
レバーハープの素朴さがよくでている伴奏になりました。

人に優しくしたいと思っても余裕がないとなかなかそれができません。
まずは自分に優しくして、自分を守ってください。みなさんも。
そうしていたら、いつか、もしかすると自分が気づかないあいだに、
誰かに何かをわけられる日がくるのかもしれません。


春。


「待ち人」
詞曲/市井ヒロノ

頭がひどく痛む日は
きっと酸素が足りてないから
水をこくりと飲み干して
まずはため息ついてみる

誰かをひどく嫌うのは
きっと満足できてないからだな
ストーブをしまうころ
待ち人必ず来る

ひとからもらうあれこれに埋もれて
空が見えなくなった

強いふりはうまくできずに
弱いままで踏みにじられる
ひとりの国を出たら
青い風が吹きわたる

優しさを分け与えては濁ってゆく
わたしにも優しくできますように

悲しい日ほど晴れている
眩しいほどに花が咲いてる
春を吸い込んで
泣く代わりに歩く

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