晴れた日は少し遠くの本屋へ(2024/3/13)

朝8時に起きる。昨日は夜中の4時までお酒を飲んで寝たので3時間ちょっとくらいの睡眠。しかし二日酔いでもなく天気も良い。来客があったので1階には降りず、youtubeを見てゲームして時間をつぶす。コーヒーを2杯飲む。坂口安吾の『堕落論』の続きを読んだ。
風が強かったが雲一つない青空。マフラーをきつく締めて、ずっと行きたかった少し遠くの個人経営の個性的な本屋へ。
いつも乗らない方面のせいで電車を乗り間違えた。乗りなおしたおかげで息の電車の中で『堕落論』を読了。最初の方に載っていた堕落論、続堕落論や特攻隊の話はうんうんとなりながら読めたが、後半の歴史を読み解くのは探偵~というところからチンプンカンプンで読み飛ばすようになっていった。

本を読んでいると内容を全く読んでいないがページだけは手繰っている迷走状態に入ることがある。内容を享受する本の読み方もあるがこういう無になる時間もストレスの軽減になっている気がする。

アパートの一室のようなところにある個人経営の本屋。横にギャラリーもあったがそこの雰囲気にびびって入れず。
入口には小さなサボテンのような観葉植物が置かれ、扉をあけると白を基調とした少しレトロな雰囲気。わざと木のペンキの刷毛の粗さを残した床。
30代後半くらいの女性が店主で切りそろえられたショートカットに黒縁の丸眼鏡。ターンテーブルの上でレコードが回っていてやわらかい音楽が店内を包んでいる。オリジナルTシャツなんかも売っていて、小説というよりも美術、建築であったり詩集が多い印象。店主が選んだ本たちなのだろう。ジャンルごとに丁寧に分けられながらもそのコーナーの中にある本一つ一つがカラフルで手に取ってみてくれと言わんばかりだ。
大型書店ではなかなか気になっても買わなかっただろう本が詰まっている。

個人経営の本屋というのに興味があった。しかし店内の雰囲気すべてが都となった心地さに圧倒された。決して悪いことじゃないんだけど。
本を愛する人、詩集を多く取り扱っている本を特に大事にしている人って、サボテンみたいな観葉植物買ってそうだし、髪はショートカットっぽいし、眼鏡は丸眼鏡そうだし、レコードで音楽を聴いていそうだし。木枠やDIYで作ったような粗さのある本棚もありそうだし。こんな感じな生活って素敵よねという生の形をそのまま見せられたみたいだった。

本を2冊購入。野村日魚子著『百年後嵐のように恋がしたいとあなたは言い実際嵐になったすべてがこわれわたしたちはそれを見た』と、くどうれいん著『うたうおばけ』。野村さんの方は詩集のため帰りの電車で読みきった。詩や短歌というものに苦手意識があり今まで敬遠していたが素直に文字通り読めばよいのだとこの本を読んでいながら思った。

読書はつながっていると思う。シンクロニシティ。僕が適当に本屋で手に取った『堕落論』では文学とは言葉とは何かというものを疑い、希求しながらも自らも三文小説家だと嘲笑する姿があり、この歌集では言葉を掬い取るように日常の言葉を大切にしている人の姿があった。

僕の今まで読んできた文章たちが読むべきタイミングで綿々とつながっている。それを強く感じた。

『堕落論』の中に人間はもっと堕落しなければならない、本来好きなことを好きといい厭なことは厭という人間の姿があり、世の中のこととかを考えずに赤裸々になるのが原初の姿だというようなことが書いてあった。
僕はその言葉に励まされるように、何故か本に挟まっている読者はがきを人生で初めて出してみたいとおもい、帰りに郵便局で切手を買った。

イオンで白菜も買って晩ご飯は手羽元と白菜の水炊き。50分ほど煮たら鶏の黄金色のスープと溶け切ってとろみのある白菜、水嵩は最初の半分以下になりとても美味しかった。それだけ煮ても手羽元はまだしっかりとした歯ごたえがあり、筋肉だぜと思って自分の腿をさすった。

3/13 チャンピオンカレー監修カツカレー¥598
   サラダもやし ¥138
   サラダチキン ¥170
   焼酎HBコーラ割 ¥215
3/14 切手 ¥630
   白菜 ¥170
   トイレットペーパー ¥470
   サントリートリス ¥723
   コカ・コーラゼロ ¥116
   本2冊 ¥2552
   交通費 ¥540
   計   ¥6322
3月総計   ¥20830

3月目標のお酒を控えるがまったくできません。

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