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妊婦健診の内容・日本とアメリカでの違い

※ 必ずはじめにこちらをご確認ください - 免責事項

 

一般的なアメリカでの健診内容

  • 体重測定

  • 血圧測定

  • 尿検査

  • 胎児心拍確認

  • 浮腫評価

  • 超音波検査  日本では健診の度に超音波検査をおこなうことが多いのに比べて、米国では初診時に週数・心拍確認、20週ごろに精密な超音波検査、36週ごろに胎児の位置確認の3回の検査が基本です。医療プロバイダーや状況により超音波検査が追加されることはあります。


妊娠中に行われる一般的なスクリーニング検査

  • 子宮頸部細胞診 / Pap Smear(一定期間検査を受けていない場合)

  • 腟分泌物の検査

  • 血液検査

    • ABO式血液型

    • Rh式血液型(マイナスの場合、免疫グロブリン投与をすすめられることがあります)

    • 不規則抗体スクリーニング(輸血時に備えて)

    • 血算(貧血などの検査)

    • 耐糖能のスクリーニング(糖尿病スクリーニング)

    • 感染症のスクリーニング(B型肝炎、C型肝炎、風疹、梅毒、HIV、クラミジア、B群溶血性レンサ球菌) ※米国ではHTLV-1及びトキソプラズマは検査されません


日米の妊娠期・産後のケアや手続きの違い

妊娠期

産後


海外居住の邦人向け母子健康手帳について

妊娠中および授乳中の予防接種について

執筆者:上中美月(日本の産婦人科医・米国の超音波検査士)
    高橋さおり(日本の助産師)
無断転用・転載を禁止します
©︎ Womxn’s Collaborative 2021


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